盆休みの連休に

2007年8月11日

国道は帰省する車のせいか,いつもより混雑しているように思えた。明日は土曜日,しかも月曜日が13日で盆の入りであり,多くの人が大型の連休と突入していく。

昨年の盆の直前には,解雇処分などを争う労働事件を受任してその打ち合わせをしていたことを思いだした。その事件は法的手続きでは勝訴といってよい結果を得て,最終的には全員が職場復帰を果たした。しかし,今日になってその後の事態が大きく変わったことの報告を受けた。全員職場復帰を実現させたものの,執拗な嫌がらせが続き,懲戒解雇をまたまた突きつけられるなどして諭旨解雇を受け入れたり,5人が退職していくことになったとのことである。辞めていった人たちは本当に悔しい思いをしたことであろうと思う。しかし,こんな局面において,自らの正しさを訴えていこうとすれば時間と労力を必要とし,かつその間の経済的な援助を必要としてくる。そのことがわかっているから経営者は平気で解雇を言い渡したり,理由のない諭旨解雇を受け入れさせ,退職金を削っていくのである。1年前に受けた事件のその後が実りのない結果となってしまっていることが何のために厳しい対応をしてきたか,その甲斐がなかったと思い知らされる今日の報告であった。

さて,この連休の間にいくつかの事件を処理する予定である。その予定だけはたててみた。それが,計画通りにやりきれれば,盆明けはかなり気持ちがすっきりとして暑い夏を切り抜けられそうである。さて,すっきりとした夏にすることができるか否か,,,,,。

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