事故

2007年8月21日

事故,それは予期せずやってくるから事故である。中華航空の飛行機が燃料漏れで着陸後,爆発炎上した事故が報道されていた。飛行機にのると必ず緊急時の脱出方法などについて説明がなされる。いつも聞き流し,あるはずないと気にも止めない。今日の爆発・炎上した飛行機に乗っていた人も,離陸前に必ずその注意を聞いていたはずであるが,おそらく誰もそのことを現実に体験することになろうとは全く考えてもなかったことであろう。誰も大きなけがをする人がなかったのが幸いであったが,次に飛行機に乗るときは,緊急時の対応の仕方についてはしっかり聞くようにしようと思う(すぐに忘れてしまうのだろうが)。

事故はいつ,誰に起きてくるかもわからない。先日,高校の同級生からの相談があった。憔悴しきった感じで,目はうつろであり,相談のことに関してもなかなか的を得て話すことができず,事故のことをききだすと感情が高ぶってしまう。夫が仕事にでかけ,その仕事先で事故にあい,命の危険は脱したもののいまだ厳しい状況にあるということであった。全く平穏な幸せな生活を送っていたその人が,家をでてから数時間後に人生を変えてしまう事故にあったのであった。長男と一緒に相談にきていたが,長男の方がしっかりと事実を受け止め,今後の対応を理解したようであった。この件は,化学物質の取り扱い中の事故であり,警察も捜査しているようであるが,なかなか事実がつかめない状況にある。少し落ち着いたのか,今日は先日の相談のお礼の電話があった。我,ここにあらずの心地で相談を受けていたに違いない。

法律事務所では,性格上,こうした予期せぬ「事故」の相談が日常的に持ち込まれ,その一つ一つが人生に大きな変動を余儀なくされることになり,その場面に立ち会うことになるのである。

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