法廷での服装

2007年8月29日

いったんネクタイをはずして法廷にでるようになるとなかなかネクタイを締める気持ちになれない。あまりにもラフであることも憚れるため,今日はノーネクタイにブレザーをはおって出廷した。裁判官,相手方弁護士の服装が気になった。相手方弁護士は半袖シャツではあるがネクタイを締めている。裁判官は,法服であり,もちろんネクタイをしている。7月になってであろうか,書記官がネクタイを締めないこともあるので了承していただきたいとの通知が廻っていた。本当は誰もが自分の判断で自由に選択すべき事項だろうと思う。

弁護士であるから元来服装は自由であるはずである。しかし,法廷の厳粛さは保たなければならない。ネクタイをしていない人を法廷に対するいい加減な態度の持ち主であると判断されても困る。しかし,服装である程度の判断をしているだろう。しかし,この暑さである。クールビズということが国会レベルでも言われている。そうであればそのあたりはもっと自由に暑さをしのぎやすい服装でいいはずである。でもなんとなく他人のラフさ加減が気になるのである。今週は幾分暑さもしのぎやすくなった。来週からはビシっとスーツとネクタイで気を引き締めようと思っている。やはり,服装は心の持ち方にも影響するように思う。

服装ぐらい全く自由にしていいものだと書こうとしたが,実はなかなかそのようにわりきれないことの気持ちをそのまま書いてしまった。

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