気分はハイ

2006年11月8日

今日もいくつかの律相談、民事事件の弁論、統一協会との交渉などあわただしい一日の予定がはいっていた。しかし、昨日の夕方の保釈決定がでたことが私にとってもなぜか嬉しい気分にさせていた。。明日には保釈金を納めることができる目途がたった。朝からばたばたとややこしい電話応対していてもなぜかやさしくなれる。そして、午前11時から某自動車教習所に関する2件の労働仮処分事件うちの1件についての審尋期日であった。今までの会社側からの対応をみているととても話し合いで解決しようという態度はなく、今日の期日で早急に仮処分決定をだしてもらうことを裁判所に求め、以後は会社との全面的な対決となっていくことを覚悟していた。従って、この期日は10分程度で終わることを予定していた。このことは依頼者にとっても決着をみるまでの大変な犠牲を意味するし、私にとっても相当な労力を投入することになることが予想され、憂鬱であった。ところが明確に裁判官は会社側に対して今回の会社側の対応は認めることはできないことを告げ、労使の正常化の一歩として、今回の対応を撤回したらどうかと長時間にわたって説得し、会社側はついにこれを受け入れるとの意見表明がなされるに至った。思いがけない展開であり、依頼者の請求を全面的に受け入れると言う内容での和解を成立させることで決着する方向が確認されたのであった。憂鬱さから一転してこの法的手続きをとって間違いなかったという自信と問題解決に向けての光明が見えた嬉しさに浸っていた。事務所で既にこの手続きが伸びたために約束の時間を過ぎ法律相談を待ってもらっていて、急いで事務所に帰り、ちょうど昼時に相談をこなした。しかし、仮処分がうまく処理されたことに嬉しさの気分が倍加した。この仮処分事件の他に2件の事件を抱えている。この解決の為にも大きな力となるであろう。rnrn夜は所属する国際奉仕団体の例会にでかけた。2時間ほど今後の活動の予定などについて討議された。年末から始まる釜ガ崎支援、路上生活者支援プログラムについても審議された。ここ2年ほど私自身が積極的に活動できていないことを恥じながら、できるところで今年は是非と思っているがなかなか日程があわない。この会では、なにか嬉しいことがあれば「ニコニコファンド」といって寄付をする習わしがある。きょうは嬉しいことがあったので2000円の寄付をした。いっぱい未処理の仕事があってこれを考えると憂鬱になるのであるが、それを忘れさせて気分はハイなのである。

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