環境家計簿

2007年10月17日

ワイズメンズクラブの例会で岡山市環境保全課の方から環境家計簿についての話を聞いた。岡山市でこのような取り組みをしていることはしらなかった。今日のスピーチをしてくれた方は,岡山市に就職してから15年間ほぼ環境問題一筋に取り組んできたという。今日の話は,地球温暖化をストップさせるためにまずは電気,ガス,水道の使用量のチェックからはじめて,二酸化炭素排出量を計算してみることによって,具体的に自分の日常の生活が地球温暖化への影響を及ぼしていること,そしてそれをチェックしていくことによって排出量を押さえて温暖化ストップに寄与することができることを教えてくれるものであった。まずは,岡山市でこうした具体的な取り組みが既に何年も前からなされていることにおどろかされた。しかし,岡山市では今日のパンフレットに記載のあったペットボトルは燃えるゴミとして処理されている。大型のなんでも燃やせるという焼却炉で大量のゴミ焼却が毎日行われている。行政の一部署で思いをもってねばり強く仕事をしている人がいる一方で大きなところではなんら地球温暖化などには関心を持たないような施策がなされている。行政のトップに先を見据えることのできる「知識人」がきちんといることの重要性に思いを至らされた。

クラブでは,今日のスピーチに啓発されて,一度それぞれが環境家計簿の記載をしてそれを持ち寄り,みんなで問題点を討議してみようということになった。割り箸のリサイクルが現実に地球温暖化に役立つのかとの質問があった。11月に実施されるバザーで使用する割り箸は,ティッシュペーパーにリサイクルされるように手はずが整えられている。こうしたことを話題にすることによって周辺に少しでも環境問題を訴えることができたらとの思いをメンバーが強くしたのではないかと思われた。

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