担当している民事事件に関し,テレビ朝日のサンデープロジェクトで特集の一事件として取り上げられた。内容は,前提たる事実の把握がいかにも報道意図にあわせるかのように事実がゆがめられて構成されていた。少し当事者に事実を把握しようと聞けばすぐにその間違いに気づくはずのことであった。客観的事実を知ろうと取材すれば,報道意図には合わない事件であることに素直に気づいたはずである。9月9日の報道であったが,その報道の内容が未だにホームページに間違ったまま掲載されている。そのいい加減な取材にもとづく報道と担当している事件のことであったのでどうしても気になり,テレビ朝日のホームページのお問い合わせ欄を利用してメールで訂正と謝罪を求めた。
このような場合,どのように報道機関として対応するのだろうか。きちんと耳を傾ける態度をとるだろうか。あるいはホームページからのメールなど全く無視するのだろうか。今後の対応の経過についてはご報告したい。クオリティのある報道番組の一つであると信頼している番組だけにいい加減な報道内容がよけい気になっている。