品格なき社会

2007年10月23日

高く,くっきりと晴れた空気のきしっとした秋晴れの一日であった。きょうは,なんかえらそうな題をつけて書いている。しかし,本当に品格のない社会のニュースに気分が滅入ってくる。松阪の気持ちいいピッチングだけが,少しの気晴らしを与えてくれる。

防衛庁のデーター隠し,国会の審議までもいいかげなものにしてしまっていた。防衛庁幹部の業者との癒着,防衛政策に大きな影響を与え,巨額な防衛費からしっかりと甘い汁を吸っていたのだ。厚生労働省の薬害に関する情報隠し,2度とおきてはならないとHIV問題の時に反省がなされていたはずだ。赤福の先日付,老舗の信頼を裏切り,大量生産し,大量廃棄はせずにちゃっかりと安全と品質を犠牲にして食品のリサイクルをしていた。比内地鶏の表示の虚偽などどこを見ても品格のかけらもない社会となってしまっている。これらはいずれも今日一日のニュースだからあきれる。

秋晴れのなか午後から津山に離婚訴訟のためにでかけた。ちょっとしたドライブだ。実家の前の国道53号線を北上する。「松茸あります」とある看板に何カ所か出会った。今頃は私が中学生頃まで自宅の裏山でたくさんの松茸が採れていた。シーズンにはたくさんのまつたけを採ってきては近所に配っていた。山の多いところであるが,松茸のはえる山はそんなに多くはなかった。そんな昔のことを考えながら運転して津山に着いたのは法廷の時間を1分過ぎていた。帰りに松茸の看板のあるところに停めて実家の両親へのおみやげに一つでも買おうと立ち寄ったが,看板だけで売り物はなかった。やっと冷え込むようになり,雨も降ったりしたので松茸にとっては成育にいい気候だと思うが,夏の「シンジラレナイ」暑さの影響はないのだろうか。とはいいながらも,今年,松茸を口にすることができるかどうか,,,,,,。

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