今日は,一日中法廷事件がはいってなく,事務所で打ち合わせ,相談業務,訴訟準備等をおこなっていた。依頼者の方からはよく毎日裁判があるのですかとか,一日何回も法廷に出かけるのですかなどと驚かれるが,ほとんど毎日裁判所での手続きにでかけ,一日何回か裁判所に出かけるのが通常である。当然ではあるが,私が裁判所に行かなくても,事務の方では事件の書類提出とか必要書類の確認,裁判に関する期日の調整など裁判所とのやりとりは続いている。
実は,今朝の朝日新聞に来週火曜日にスピリチュアル110番(霊感商法被害など)が東京で行われることが報道されていた。この110番の実施計画段階では当初今日の日程となっていた。そこで,岡山でも同時にすることができないかと,今日の日は日程をいれないようにあらかじめ空けていたので,裁判の日程がはいってなく,相談業務だけになった。こうして事務所での業務に集中できることが時ににあると記録や予定をチェックする時が持つことができ,気分的に落ち着いてくる。
今日の相談の中には県外の方からカルト集団からの脱会をめぐる相談があった。純粋な法律相談ではないのでなんとなく相談料をいただくのは気がひける感覚がある。しかし,この種の相談には今までの同種相談に関する対応,法的手続きなどの経験,知識を総動員しながら応えていかなければならず,しかもその結果はその人の人生に大きな影響を及ぼすことが多く,気を遣うものである。明日も,関連する相談を受けている。家族の方の悲痛な声を聴かなければならない。解決に向けての手続きが可能となるかどうか,,,,2度目の相談である。