宿題ラッシュを確実に片づけてきている。今日は,明日提出期限のきていた書面を提出した。裁判所からは明日が提出期限となっているが,準備状況はどうかなどと問い合わせのファックスがはいっていた。忘れてはないので余計なお世話だと言いたくもなるが,このようにあらかじめ連絡してくれるのはありがたいと思ってなければならない。来週頼まれている講演のレジュメを1件完成させた。残りの1件は連休中に済ませるつもりである。今日の破産事件の債権者集会は,不動産の処分ができたため,終結の目処が一応たってきた。免責まできちんと手続きが進むのかと懸念していた事案だけにほっとしている。倉敷での不倫関係の慰謝料請求事件も本日和解で解決した。明日が提出予定となっている福島地方裁判所での事件の書面も自宅に持ち帰って完成させ,これも提出が期限内にできそうで,クリアすることができた。本日提出期限となっていた岡山地裁の準備書面も無事提出を終えた。こうして,宿題ラッシュから徐々に解放されつつある。
夕方は連合岡山の賀詞交歓会であった。知事,民主党国会議員らも出席していた。出席した弁護士は私だけであったから,こうした団体と関係のある弁護士が極めて少ないといっていいのだろうか。知事は,いつもは県議会で圧倒的多数の自民党に支えられて活動し,国会議員レベルの選挙でも自民党議員の集会によく出席していた。あからさまに自民党支持の発言をすることもあった。しかし,この秋には知事選を控えている。いまや県内の国会議員は自民党よりも民主党の方が多くなっている。しかも参議院議長は民主党出身議員である。少なくとも岡山では民主党を無視することはできない状況である。そのせいか,今日の挨拶は支援をお願いしたいが,していいものかというような迷いのある挨拶であった。民主党に気を遣いながら,言葉を選びながらのご挨拶であった。ねじれ現象が態度を慎重にさせているのだろう。知事さんにもとまどいが見られた。今年は,衆議院選挙は必ずあるであろう。その時どんな風に政治が変わるだろうか。興味がわき,楽しみでもある。