同窓会その2

2008年2月11日

きょうは,中学校の同窓会であった。毎年,行われているために参加者は多くはなかった。50名弱の出席予定であった。その多くは,ちゃん付けでも呼び合うことのできる人たちである。来年の開催も決まって別れた。

きょうご出席頂いた先生は3名であったが,先生になって間もないころに担任して頂いていて,10歳ちょっとぐらいしか年齢差がなく,いまではこのくらいの年齢差はそんなに大きくは感じないのが不思議である。両親の介護のまっただ中の人、孫の面倒に忙殺されている人(これは、皆さん楽しんでいる様子)、ダンス、旅行、登山が趣味であるという人、まだまだ第2の出発で仕事を続けている人、本当に様々な形で還暦を迎えている。卒業したときのサイン帳に今日出席頂いた先生から「あのときは良かったと言わない人生を」と書いてもらったことを憶えていた人がいて、その言葉が印象に残っていて「今が一番と思えるように」と日々を送っているという話をしていた。その人は、親の介護をしながら、女性であるが親の職人技を継承して仕事をしている。欠席者の近況報告には、病気療養中の人もいた。既に16人(約350名中)が亡くなっているとのことである。亡くなられた原因も様々である。今日、会うことのできなかった人々の消息が気になる。こんなに様々な異なった人生を互いに送っていながらも、いまでも楽しい時間を共有できることは不思議ではある。

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