気になった弁護士費用

2008年3月13日

徳島地方裁判所にでかけた。代理人が遠方からくるということの配慮なのか期日の指定時間は4時45分から5時15分という指定であった。相被告の代理人は3名の弁護士がついている。その事務所は日本でも有数の規模を持つ東京のローファームである。その事務所の3名が東京からでてきているのである。被告として事件を起こされ,これに対応することだけでも大変であるが,その費用にも苦労するであろう。今日だけでも3人の弁護士の東京往復の交通費とそれぞれの日当が必要である。タイムチャージなどの制度を採用している事務所である。控えめにみても30万円は優にこしているのではないかと相被告の妙なことを心配した。私は,JRの交通費実費と数万円の日当だけである。それでも,依頼者にとっては大変な出費のはずである。

ところで,ロス疑惑事件の三浦被告人は,当初,収入がないので国選弁護人をお願いしたいとかなり抵抗していた。サイパンまで出かけて遊んでいる人が,よくそのような要求をしたものだと不快に思った。結局,この人はそのようになんでも異議を言って争う人なのかと思わされてしまう。そうかと思えば,今では,有名な現地の弁護士に多額の費用を支払って弁護を依頼しているのだから主張は一貫しない。そして,桁違いの弁護料の話が飛びかよっている。

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