魚戸おさむさん

2008年3月17日

今朝の朝日新聞「おやじののせなか」のコーナーで魚戸おさむさんが紹介されていた。私の「マチベンのリーガルアイ」の表紙絵を描いていただいた方である。実は,昨日,この描いて頂いた表紙絵の原画に合う額縁を購入して,事務所に飾ったところである。私の似顔絵なので幾分恥ずかしく,外部の人にはみえないところに掛けた。我々の業界にとっては「家栽の人」の作者(毛利甚八さんと共作)として有名である。この表紙絵の関係でお会いしていろいろとお話を聞く機会があった。

今日の記事で,お父さんを早くに亡くされていたことがわかった。優しい雰囲気で,なんとなく女兄弟に囲まれて育ったか,母親だけによって育てられたのではないかと感じていたが,当たらずといえども遠からずであった。子供の絵本作家から名作「家栽の人」がうまれ,この本は裁判所の待合室にも置かれている。そんな人に表紙絵を描いてもらって,「家栽の人」のイメージを壊すようなことがあってはならないと少々責任を感じている。もちろん,描いてもらえたことはとても嬉しいことであった。

「食卓の向こう側」という本をおしかけ企画で出版し,今は「玄米先生の弁当箱」をビッグコミックで連載中である。ほのぼのとした雰囲気で大学農学部を舞台として,日本の食の問題が語られている。食の安全,食料自給率などが問題とされている中,本当に身体の隅々まで,浸透していく食を,安全に摂取することが困難となっている。食の伝統を守ることがこうした問題の解決につながることを教えてくれているものと思う。といいながら,最近近くにできた吉野家で,アメリカ牛を使っているという牛丼を,どうしてこの値段で,この味のものが食べられるのかと思いながら,結構何回も食べてしまった。アメリカからの牛肉の安全性はどうなんだろう。

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