同級生

2006年10月22日

2ヶ月に1度の弁護士不在の地域での法律相談にでかけた。弁護士になったばかりのころから依頼を受け続いている法律相談である。2件の法律相談があった。期せずして同じ内容のいずれも女性からの相談であった。それぞれ結婚をして約10年を経過している。子どもは3人である。そして別居生活となっていて、子どもはいずれも夫側に残されて妻が家を出ている状況にある。いずれの相談も夫の話があまりでてこない。子どもが夫側に残されているのは夫の両親の強い意思によるものである。嫁と舅、姑との争いという構図がみえてくるが、夫の意思があまり読みとれない。子どもがなになに家のあと継ぎであるとか内孫だから出すわけにはいかないというように単なる家の所有物のように扱われている。一人の人は調停手続きが既に始まっていていて、調停委員からは家の概念を強く持っているようで、その観点から子どもの親権者を夫側に渡すべきであると強く妻側に説得しているようであった。調停委員自身がしっかりとした家族観をもっていないと問題をさらに複雑化しかねない。こういう危惧をもつことがしばしばある。子どもら兄弟が別々に別れてしまうことはできうる限りさけるべきであり、どちらが親権者になることが子どもの今後の養育のためにとって幸せかについて具体的に検討されるべきである。そんなことを話しながら、今後の手続きのあり方についてアドバイスを2人にした。rnrn夕方から、高校の同窓生で来春の岡山市議会銀選挙に立候補を検討している人の同窓生を中心とした集まりにでかけた。この集まりの呼びかけ人の一人として出席義務があると考えたことと是非当選してもらいたい人であったからだ。この会で同級生二人にあった。この集まりが終わって3人で席を変えて遅くまで飲んで話していた。われわれ同級生は来年還暦を迎える。そろそろ停年を迎える人も多いと思う。今日会った一人は、重い糖尿病を抱えながら、老人介護施設の開設を夢見て介護士の資格をとるなど勉強を始めている。もう一人は、繊維関係の仕事を辞め新たに住宅販売会社を立ち上げたとのことである。この年になってもチャレンジを続ける意欲を継続できいるのは我々世代の特徴なのではないかとも思う。ただ、こんなに遅くまで話していたのは二人から妻とのおりあいをどのように着けながら我慢の生活をしてきているかと言う話が延々となされていたからである。一人はなお腕白少年のままのようであり、もう一人は妙に悟っている雰囲気であった。同じ世代でありながら、こうした家族観についてそれぞれずいぶん違うものとなっていることを感じた。午前中の相談のケースではどのように対応するだろうかなどと考えながら二人の話を聞いていた。私は今日のところもっぱら聞き役であった。この同級生には関係ないが、来年4月から離婚に伴う年金分割制度が実施されるようになる。我々世代の離婚が一挙に始まることになるかもしれない。我慢をしているのが自分の方だけであると思っているととんでもない話であるからである。

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