健康診断、労働仮処分

2006年10月28日

例年受けている定期健康診断を受けた。いつも悪いところはいつもと変わらずという診断が続いていた。腎臓には石があるし、尿酸値は高いし、高血圧で、肝脂肪だと言われてきていた。今年も同様であるが老化を感じる項目が一つ増えた。片方の耳が一定の音域を感知できないことがわかったのだ。なにか少し聞こえ方が違うのではないかと感じていたところであった。健康診断が早めに終わったので散髪に行き、久しぶりにすっきりとして午後からの事件に臨んだ。rnrn午後からの事件は。労働仮処分事件の2件についての審尋手続き、その合間の法律相談は労働組合を労働問題で訴えたいと言う人の相談であった。仮処分事件の2件はいずれも同じ会社を相手とするものであった。その2件とも裁判官からのある程度の心証と今後の手続きについてあらかじめきいていたが、いずれも会社側の不当な処分として当方を勝たせるという雰囲気であった。今日の審尋手続きにおいても明確に裁判官は違法な処分を会社はしていると指摘した。しかし、このように会社側の不正なやり方について裁判所の場で資料を提出するとこの資料は個人情報だから不正利用だと処分をしようとし、従来の職種以外の今までなかった職務に移転を命じ、やりようのない職場でぶらぶらしているところを興信所を使って数日間尾行してビデオ撮影をし、この手続きで負けても次の処分をするなどと脅しをかけている。この件は明らかに労働者側に理がある事件である。しかし、ひとたびこれを争うとなると日々の生活をかけて争わなければならなくなる。日々の生活を維持しながら闘うことは非常に厳しく、不当な処分の責任が問われるという正義を実現することが困難である。そのことが分かりながらどんなにしてでも労働者を窮地に陥りさせ、法的手続きをながびかせて行く。私は、いかに大変な思いをしながらこの裁判を闘っているかその苦しみを知っているだけに今日の横柄な会社側役員の態度に立腹し、法廷で声を荒げて非難してしまった。午前中血圧が高いと言われたばかりであったが、「正義」を「正義」として実現できない事実にいらだち、立腹し、仕事のエネルギーとしているのが私の良いところだと冷静に考え、自分を落ち着かせている。こんなことが続けば、来年の健康診断結果は、さらに悪化しているか、、、、。

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