山形での先物取引被害研究会

2008年3月29日

山形の今朝はみぞれ雪であった。東京にでてきている妻からのメールでは上野は桜の見頃であるとのこと。山形の駅前は、思いの他、閑散としている。気温の寒さと、天気の悪さからか東京の伝わってくる春の明るさとはかなり差がある。研究会の会場は、駅前の場違いな石造りの柱の目立つ大きな20階を越える建物であった。公共の建物らしく、全館禁煙、会場内での出版物の販売も禁止されるなど使用の制約がいろいろとある。しかし、人の動きは少ない。この箱物もどんな血税が注がれているのか、採算はあっているのか心配になった。

研究会は、朝10時から午後6時まで、ブラッシュアップセミナー、密度の濃い研究発表、講演、報告と続いた。全国から弁護士が200名以上も集まり、こうした法的問題の最前線の議論が常に交わされる研究会への出席は、本当に刺激的である。昭和58年6月に福井で開催されたこの研究会の第6回めから参加している。この研究会への出席が、私の今の弁護士としての姿勢を決めるほどの影響を受けてきた会であり、多くの学ぶべきことの多い弁護士たちとの勾留の場となっている。午後7時からの懇親会は、予定の9時を大幅に越えて「ヤッショ、マカショ、パチ、パチ、パチ」の終わりの乾杯まで続いた。

大江健三郎さんの勝訴判決がニュースで流れていた。大江さんが法廷での尋問を間近に控えていた昨年の11月の人権大会で講演を聴き、この裁判のことにも触れられていた。「歴史を心に刻む」ことが本当に問われた裁判である。教科書検定審議会の対応の責任が改めて問われるべきではないかと思う。国会では、きょうは予算が憲法の衆議院の優越の規程によって参議院で否決されたにもかかわらず、成立した。国のあり方が、問われた一日となった。

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