また,当番弁護士

2008年4月13日

昨日また当番弁護士であった。つい2週間ほど前に担当したばかりであった。前の時は,当番弁護士の日に重大事件が発生し,私に引き続いて当番弁護士であった大本弁護士がこれを担当することになって,連日接見を繰り返すなど,大変な毎日を送ることになっている。今回は特に目にした重大事件はなく,平穏に終えることができた。とは,いうものの,恐喝事件,窃盗事件2件について当番弁護士出動となった。恐喝事件は組関係の問題が背景にある事件であり,被疑者は否認していた。接見で聞かれたのは,やっていないが認めた方が早くでることができるだろうかという相談であった。逮捕されてなかにいるとそういった発想になるようであるが,やってもいないのにやったと認めて早く外にでられるようになるわけがない。窃盗事件はいずれも被害金額はそれぞれわずかであるが,執行猶予中の事件であった。一つはパチンコ店での不正な球出しであり,もう一つはデパートでの万引き事件である。それぞれ,今後の対応の仕方等について説明した。窃盗の被害金額がごくわずかではあるが,それぞれが執行猶予中であることが気になった。この2件の窃盗についての接見は,きょう,午後からの井原での法律相談を終えての帰りに済ませた。

さらに,そこから足を伸ばして,先月に引き続いて大原美術館でのギャラリーコンサートにでかけた。フランスのジェラール・プーレというバイオリニストの演奏であった。ルノアール,モネなどフランスの作家の絵の前でフランス人の演奏家がパリで作曲されたドビュッシーの曲などの演奏であった。さらに,ジェラール・プーレのお父さんが,ドビッシー最後の作曲を手伝い、最後のコンサートでドビッシーと一緒に演奏した曲が演奏され、不安と自信の錯綜する19世紀後半から20世紀にかけての時代の香りのするコンサートであった。

そして,きょうは瀬戸大橋開通20周年の記念式典があったそうだ。わたしは瀬戸大橋開通前に,瀬戸大橋でなされたマラソン大会にでたことを思い出した。当時は,私は市民ランナーとしていろんな大会にでていた。出張の日の朝は必ず知らない街であってもジョギングをしていた。ベルリン,パリ,クアラルンプールなどの海外でも早朝のジョギングをしていた。元気な20年前の私である。ちなみに当時は,3時間18分台でフルマラソンを走っていた。世界記録とは1時間ぐらいしか違わない!好記録であったのだ。いまでは全く走っていない。若かりし頃の思い出である。

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