綱渡り

2008年5月1日

時間の取り方に反省!
今日のスケジュールはまさに綱渡りであった。午前中はその日の事件についての和解条件について検討のため打ち合わせをして,すぐに和解期日に望む。事務所にかえり,5月2日を提出期限としていた本人尋問を控えた陳述書の作成を依頼者と打ち合わせをしながら完成させた。ここまでは,予定通りの進行であった。

昼間は少しゆっくりとして,午後1時に事務所に帰ったが,実は午後1時からの調停事件があった。あわてて,事務所を既に事務所で待った頂いていた依頼者とともにでかけた。裁判所までの所用時間は4分程度であった。第1回目であったが,出てこないかもしれないと思っていた相手方が出頭し,この調停はまとまるなら時間を要すると考思われた。当方の申立の事情を約30分程度調停委員に話し終え,相手方が入室している間,いったん事務所に帰り,午後2時からの事件の記録を持って再び調停事件にでかけた。相手方からの事情聴取に時間を要しているようであり,その間に午後2時からの事件にでかける。簡単な手続きを10数分で終えて,調停に戻り,再度の両当事者の調整が行われた。どうやら,調停委員の積極的な説得により,調停ができそうな雰囲気となってきた。ところが,2時30分から法テラスでの審査手続きに同行しなければならない事件が待っていた。法テラスは私の事務所の1階下である。いったん,調停手続きを抜けて,15分ほどで法テラスに依頼者とともにでかけ,援助決定をもらい,その手続きを終えた。そして,再び調停手続きに戻ったところで,調停成立にこぎ着けることができた。事務所に帰れば,3時からの相談の依頼者,4時,5時からの新たな相談者が予定されていた。しかし,6時までにこの予定をなんとかこなせた。裁判所との何回かの移動は,走りながらであったが,複雑な予定をなんとか誰にも迷惑をかけることなくおえることができた。しかも,調停は1回で成立までこぎつけた。それなりに達成感がある。

でも,いつもこうだと,どこかでミスをおかしてしまいかねない。時間の取り方はもっと工夫が必要である。きちんと聞くべきことを聞けてなかったりすると,依頼者の利益を損ないかねない。今日はとりあえず,うまくいった。反省,反省。休日あけのゆったり感が,いらいらを救ってくれた。

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