巡回法律相談

2006年10月17日

朝8時過ぎに自宅を出発し、県北の鏡野町に向かった。「何でも困り事相談」の法律相談を担当したのであった、少し北にあがると霧が立ちこめていた。里山の中腹から上は霧で見えない状況であった。旭川沿いを北進していたため、霧は川と関係があるかと思ったが、川から外れても霧がさらに濃くなってくるので、川の影響ではないようだが、この時期になると霧がでることが多いようである。鏡野町までいくと少しは色づき始めているかもしれないと楽しみにしていたが、紅葉はまだまだといった雰囲気であった。初めてのところであったので、ナビを設定してでかけたが、どうも正統な道筋ではなかったように思う。途中にずいぶん狭い道を案内され、帰り道は違う道を通ってと考えて道を外れてみたがかえって迷路にはいる始末であった。やはり、地図はアナログ的に全体像をきちんと把握して、自分の位置関係を把握した後にナビの指示を受けるようにしなければならない。ナビがあっても地図は必要だと感じた次第。rnrn法律相談は3件あった。誰もが知り合いのような地域で、ずらっと様々な相談のために相談員が控えているところに相談にでかけるのは勇気を必要とするのではないかと思った。こうした地域での相談は、個人の秘密が守られるよう、また安心して相談にいける環境を整えておく必要があり、その配慮が必要である。相続の問題、子どもの学校での事故の問題、夫婦間に起因する問題などそれぞれにこれからの問題処理を必要とする事案ばかりであった。rnrn代理出産について前にブログで触れた。その時は、少なくとも子ども出生届けは受理すべきであるとの意見を述べたが、すぐに新しい展開があった。代理出産を母親の子宮を借りてしたというのである。これには少し驚いた。まずは近親相姦のようななんともいえない倫理的に嫌な感覚がある。遺伝子的には何の問題もないが、こうした代理出産のありかたは大いに議論されるべきであろう。

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