労働相談,消費者ネット

2008年6月8日

午前中は,連合岡山が岡山市表町の街頭で労働なんでも相談会を開催していて,そこの特設テントで相談を担当した。休日というのに商店街の人通りは,さほどではない。年配者の姿がめにつき,華やかさを感じさせられなかった。人の通りが岡山駅周辺に大きくシフトしてきているように見受けられる。最近では,駅前にまたまた大型の書店が出店したそうである。紀伊国屋書店,三省堂,丸善と既に大手の大型書店があるなか,さらに注目をされるような書店の開店なのである。大量の本が並べられているが,並べられただけに終わる本も多いのではないか。その売れなかった本の末路はどうなるのだろうか,,,,。相当のエネルギーの無駄が生じているのではないだろうかと心配してみた。私が居る間に担当する相談はなかった。しかし,「蟹工船」が若者によく読まれているとか,決して労働環境は良いわけではない。マックの店長の残業問題など,基本的な働く者の権利が日常的な危機に差レされている。しかし,労働組合の組織率は低下し,今日の相談もそんにには多く寄せられているというわけではない。やはり,働く者の権利は,憲法で保障されている団結権が確保されるなかで,確保されるものであるという原則を忘れてはならない。

午後からは,消費者ネットなどの主催で西田公昭先生を講師に迎えて悪徳商法にひっかかる消費者心理について講演会をもった。心理テストをしながらの講演で,西田先生の話は,マインドコントロール論の勉強会などで,前から良く聴いたことがあったのであるがあらためて,騙されやすい心理があることを知らされた。占いなどに別に興味があるわけではないが,現実に先祖の因縁や,運命みたいなことを言われれば,自分では検証できないことであるだけに不安になることがあるのは自然である。でも考えてみれば,占いの結果の科学的,実証的な検証は全く不可能である。そのことを,結果のなかから占いがあたったとかはずれたというだけのことであるというのは常識的にわかる。これに事前にこちら側の情報を知られていて,それを材料にいわれれば,先祖の因縁を解くためになにがしかの出費をしてしまう心理が理解できる私は悪徳商法にかかる可能性の高い性格といえるのだろか?

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