法廷に遅刻

2008年7月2日

最近なかなか落ち着いてデスクワークをする時間がとれない。やらなければならない仕事がどんどん貯まってくる。今朝も朝から事務所に着いたらまずやらなければならない仕事を頭の中で整理しながらでかけた。どうしても作成しておかなければならない契約書2通,11時からの尋問準備,これは既に打ち合わせを終えて頭の中は整理できているが,もう一度事案をしっかりと理解して,尋問の構成を確認しておく必要があった。さらに,夜の会議に提出する書類の作成も完了しておかなければならなかった。実は,午後からの講義の準備もまだ少し残っていた。ところが,事務所にでると電話もいくつかかかってきていて,これに対応,事件の処理で事務員と何点か打ち合わせ,,,,,,

10時8分頃であったろうか,裁判所から10時からの事件はどうなっているかとの電話であった。事務所のウエヴで管理している事務所のスケジュール表にはあさっての10時とはいっていた。私の入力ミスがあったようだ。慌てて出かけた。10時16分頃には裁判所に着いた。今日の手続きは,とりあえず相手方が準備することになっていた手続きであったので,事なきを得た。しかし,思わぬことで,午前中の貴重な時間が著しく,少なくなってしまった。いったん事務所に帰り,今度は本人尋問であった。この尋問が12時頃まであり,講義の準備までは時間が回らなかった。手書きでスケジュールを入力するよりはこうしたデジタル入力の方がミスが生じやすい。こんな誤りをなんどか経験したことがある。相手方弁護士に迷惑をかけた。遅れたとはいってもわずか10分程度である。事務所が裁判所に近いので,最低限の被害で終わった。

午後からの法科大学院での講義。今日はなぜかなかなか乗ることができない気分である。しかし,講義を終え,一人の学生が質問にやってきた。あまり乗れなかった講義であったことを自覚していた私は,講義の内容に非常に興味を示してもらっていて,講義がその学生にとって有意義であることを知り,何となく安心した。夕方は,弁護士の専任教員から,私の事務所でエクスターンシップを経験してみたいという学生がいるので受け入れてもらえないだろうかとの打診があった。そう言う希望を持ってもらえる学生がいることは嬉しい。また仕事が増えるが,受け入れを了解した。そして,夕方は弁護士会の委員会,それを終えて国際奉仕団体の例会と続いた。今日から「火曜だよ,通販生活」の私の連載が始まった。長男はロスアンジェルスに今日発った。次女は,やはり今日,仕事で北京に発ったはずだ。だれからも特に連絡ない。いろんなことがあった一日であった。

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