暑い!

2008年7月7日

朝起きて部屋の気温をみると,28度,湿度70パーセントであった。空気が重い。何とも言えない窮屈さを感じる。外にでるとその暑さは直接肌に伝わってくる。明日中に裁判所に提出の予定の書面が3通ある。どれも頭の中では既に整理できているものばかりであるので,集中してやりだせばそんなに時間がかかるものではない。しかし,この暑さでは,事務所ではエアコンをつけなければ仕事にならない。簡単にエアコンをつければ仕事にならないというが,結局,もう自然のなかでは生活できなくなっているということだ。その時間がだんだん長くなり,ついにはカプセルのようななかでしか生活できなくなるかもしれない。小学校のころ,夏休みになると書かされていた「夏休みの友」のその日の気温の欄は30度を超える数字を書いたことはそんなには多くはなかったと思う。夏休みも終わる頃,新聞を引っ張り出して,適宜まとめて書いたりしたものではあったが。

あすから洞爺湖サミットである。地球温暖化対策に向けて話し合われる。もう残された時間は少ないということを我々でも実感することができる。こうしたニュースが流れていると,テレビのスイッチ,コンビニでの買い物袋など,エネルギーの無駄と思えるものが気になってくる。そのことはきっと大切なことなのだろうなと最近では思えてくる。もう,梅雨明けも近いそうだ。これも10日間ほど早いのではないだろうか。梅雨明けと言えば,その年はいつもより遅かったかもしれないが,私が司法試験に合格した年の梅雨明けが7月20日ごろであった。論文試験中,激しい雨に見舞われた日があり,最後の日が教養選択科目の心理学であった。この科目で失敗することがあってはどうしようもないが,かといってこの科目で良い成績でも加点はあまりなかったのではないかと思われるが,完璧な答案だったと思っている。終わったという開放感と,基本科目での失敗もいくつかあったが,それも実力のうちかと自分なりに納得していた。受験会場の外に出たところ,ぎらぎらと太陽が照り,空は青く晴れていた。この日が梅雨明けであったのだ。だから,梅雨明けと言えば,このころだと未だに思うのである。今年は,早い。地球温暖化と関係があるのだろうか。

事務所では,書面の仕上げやら,資料の整理などしている内に5時ごろになってしまった。あさっての大学院の講義の準備はまだできていない。あすは,日弁連での「司法改革」を検証し,今後の課題と方向性を検討している委員会に出席する。大変な宿題を抱えたままの上京となりそうである。洞爺湖サミット関連で,警備も厳しそうである。何事もなく,順調な日程で帰れればいいが。

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