ナイター観戦

2008年7月16日

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事務所スタッフ全員と一緒に早めに事務所を閉めて,マスカット球場に阪神・ヤクルト戦を観に行った。全員阪神ファンというわけでもないが,巨人ファンではないと言う共通点はある。岡山では圧倒的に阪神ファンが多い。3塁側内野スタンドヤクルト側応援席での観戦であったが,周りは阪神タイガースのユニフォームを着たり,阪神グッズで身を固めているひとばかりである。7回にはスタッフの虎キチの一人がちゃんと風船を用意してヤクルト側から風船をあげた。試合は完封負けで,すっきりとはしなかったが,目の前で新井が,金本が,関本が,鳥谷が次々とでてくるライブ感はテレビ観ているときとは違う。球場全体を覆う阪神タイガースの応援の声で気分も盛り上げてくれる。凪いでいる瀬戸内の暑さのなかではあったが,楽しませてもらった。

消費者事件など,チャレンジすることの多い事件を抱えている事務所としては阪神ファンは似合うと私は思っている。資金力にものを言わせてスター選手ばかりを集めてもなかなか勝てない世界であるのがいい。その意味,チームが一体となって常にチャレンジしている姿が見える阪神が好きなのである。昭和46年頃,東京生まれの東京育ちの大学の後輩が大の阪神ファンであった。かれは当時村山投手の懸命に投げる写真を目の前に貼って司法試験を頑張っていた。ひたむきな姿勢で熱投するその姿が,司法試験にチャレンジする気持ちを高めさせてくれていたのだろう。私より2年遅れて合格した。検事に任官したが,山形の赴任先で結婚をして弁護士となった。

スポーツ観戦であるから,単純に楽しめばいい。しかし,こうして楽しみながら,力をもらうこともある。今年の阪神は強い。毎年,いつごろまでかこの言葉を言うのであるが,そう思う期間が予想外に長い。今度は派手に打ちまくり,最後は球児で閉める試合でもみてみたいものだ。

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