新型インフルエンザ

2008年7月31日

厚労省が新型インフルエンザの対策マニュアルを発表していた。さながら,中世のペストにもたとえられるものであろうか。大流行となれば60数万人の死が予測されている。

このニュースが特に目についたのは,香港でSARS騒ぎがあったときに,ちょうどその時香港にでかけ,異様な体験をしたことがあったからだ。香港に出発するころから、日本でも香港のSARSのニュースがはいってきていた。旅行者には自粛の広報がなされていた。せっかくとった休日で,無駄にしてなるものかと予定通り出発した。出かけるときの飛行機は,かなり空いていた。キャンセルがあいついだようであった。当時,私は咳がでていて,人前で咳をするのが憚れ,鎮咳剤を飲み咳を我慢していた。

香港につくと,観光地ががらんとして空いているのである。夜の観光バスに乗っても数名が乗車しているだけ,眺望のよい観光地も十分に余裕があり,100万ドルの夜景を特等席で堪能することができた。しかし,着いた翌日の現地のニュースは,SARSの被害者が大量にでたとのことで,マンションの住民ごと疎開したことがトップ記事であった。瞬く間に情勢が変化してきたのである。それでもせっかくの休日だからとマスクをしたまま動き回った。

帰りの飛行機は,あらかじめアナウンスがあり,キャビンのなかの消毒をすませたとのことであった。日本に着くと,我々から香港の様子を聞こうと,マスコミが駆けつけていた。入国手続きを終えると赤外線カメラのようなもので発熱の有無をチェックしていた。もちろん無事であったが,周辺の人たちからは,危険だから感染していないことが明確になるまで,近づかないで欲しいなどと言われた。結構危険な体験をしていたのだ。

今回の対策では、以前経験したときのような軽い気持ちでは非常に危険であることを知らされた。真剣に対応を検討する必要があるようだ。新型インフルエンザの日本での感染が知らされれば,今度は、絶対に感染しないよう細心の注意を払うつもりである。

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