今日も朝から温度が上がっていた。しかし，きょうは一日中，事務所での仕事であった。事務所からでたのは，昼休みの時間にドコモショップにでかけ，新しい携帯電話の購入に伴う手続きにでかけたぐらいであった。だから，私にとっては，きょうは涼しかったのである。
その外にでかけた間の車の中でのニュースは，北島康介の金メダル獲得のニュースだった。伝える人も，泳ぎ終えた本人も興奮状態である。金メダルという世界の頂点の結果は，その時の単なる肉体的な頂点を意味しない。それまでの過程があり，その時の精神状況があり，コンディションがあり，すべてが最高の状況で生まれる。それだけに人々に感動を与える。メダルはとれなくても，それぞれにドラマがある。競技はまずは結果であるが，その結果に至る過程もまた感動である。その意味では，結果がすべてでないこともわかる。夜は，高校野球の結果がテレビで放映されていた。ここにも感動がある。今日一日は，こうした感動に触れ，なにか元気をもらったような一日であった。
こう感じるのは，実は机の上の溜まった記録が今日一日で少し減ったからだ。会社の破産宣告の申立手続きを終えた。この記録は，まずは消えた。先週末に話し合いがあった交渉案件について，示談書を作成して送付した。午後からこれまた示談交渉案件についての交渉であり，まとまることができた。別の２件の交渉案件についてほぼ合意に達し，依頼者の同意をえるべく連絡文書をいれた。確実に机のうえの積み重ねられた記録が減ってきた。できることなれば，今週中にゼロとしたいと思っているがうまくいくかどうか。新しく購入したパソコンのセットアップ作業も，業者の方に手伝ってもらってかなりできた。完全にカスタマイズするにはまだ少し作業が残っている。でも目処はついた。
こうして，感動あり，仕事が進み，パソコンが自分になじみ始めてくるなど，気分が前向きになる。今週の課題を見つけた１週間の始まりである。