人権大会

2006年10月6日

昨日のシンポジゥムに続き、今日は大会であった。全国から約1300人の弁護士が参加した。昨日のシンポを受けて「野生生物との共生のための生物多様性保全法の制定を求める決議」と「貧困の連鎖をたち切り、全ての人の尊厳に値する生存を実現することを求める決議」の2つの決議がなされた。rnおりしも国会では、予算委員会が開催されて金利問題が審議されていた。大会では金利規制問題について特別報告がなされたが、大手サラ金のいくつかはアメリカ資本であり、アメリカのファンドの投資もあり、日米関係を大切にする安倍さんは国会ではどう答弁したのだろうか。教育格差の問題も話題となったはずだ。大会での議論は公教育を充実することだけでなく、貧困層をなくす施策がまず必要だとの指摘があった。貧困率はアメリカについで2位だそうだ。総中流時代はすぐに格差社会へと変わった。その格差の連鎖は、時代を越えて引き継がれている。rnrn折角、釧路まできている。なんの観光もなく帰るのはもったいないと思っていたところ、広島の先輩弁護士から釧路湿原へのお誘いを受け、数時間会議を抜けた。地元の人も今の時期こんなことは、めったに経験しないとのことであったが、30羽以上の丹頂鶴が餌をついばんでいるところをみた。湿原は驚くほど広い。rnrn6時からは懇親会、懐かしい旧知の友人とも出会えた。rn明日は天候が荒れるようだ。無事帰れる事を願っている。

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