事務所の予定表をみると午後2時30分,江田参議院議長来所となっている。いつのまにか事務局で入れていた予定である。江田議長は,ほんとうに気さくな方である。国会閉会中であり,時間の余裕があったのか,あたかも普通の弁護士仲間のような感覚でふいと寄られた。参議院議長が,私の事務所に寄られたのだから,私にとっては歴史的なことであり,ニュースである。
話は,やはり姫井議員のことにも及んだ。昨日は,管さん,岡山民主党県連代表,姫井さん,そして江田議員らが会って,話をしたそうだ。姫井議員のとった行動は,民主党,民主党県連の内部の問題として処理しようとしていることに無理があると,私は意見を言った。やはり,姫井さんは,今までのことは率直に有権者に詫び,地道な行動でしっかりと政権交代の力となって行かなければならない責務を担っているはずである。その謝罪がきちんと有権者に対してなされない限り,党内だけの処理で,党内にとどめて,人数あわせをして納めようとしても無理があるように思える。
夜は,突然の福田首相辞任。確かに辞めどきとしては,一番に政治空白を避けた時かもしれない。しかし,そうせざるをえなかったのは,民主党の存在というより,政権内部の公明党の影響で,国会の日程そのものさえ自由に決めることのできない政治状況にあったのではないだろうか。これで,解散総選挙が近づいた。姫井離党事件では,次女はいち早くそのニュースをキャッチして報道したようだ。解散となれば,議員秘書をしている長女も忙しくなる。姫井さんは,同じ町内である。「政治」がとっても近いところで,うごめいているように感じる。