予定通りには、、、、、

2008年9月20日

今日の午後の日程は、午後1時30分からの高裁事件の初回期日、それを終えて行政仲裁事件の検討をして、午後2時45分からの扶助審査に立ち会って午後4時過ぎには余裕をもって空港に向かう予定であった。午後1時30分の事件は、関係当事者すべてがぽかんとしてしまう一瞬であった。裁判長から、初回期日で控訴人がかなりしつこく争っていて、被控訴人の一人である当方は、付帯控訴の検討もしていたところであったにもかかわらず、「審理を終結し、次回判決」との宣言がなされたからであった。裁判所というのはこんなところでもある。

扶助事件の立ち会いもスムースには進行しなかった。危惧していた問題点をやはり指摘され、これを補充してのちの扶助決定ということになった。予定時間をオーバーしてしまった。これと前後して、担当していた民事事件に関して、展開があり、依頼者が逮捕され、接見要請があった。事実そのものを否認しているので、速やかに会って、今後のありうべき手続きについて説明しておく必要がある。しかし、身柄も移動が予定されていて、飛行機に乗るまでの間の接見時間を確保の必要があった。幸いに、留置管理課で便宜を図ってもらってなんとか接見もできた。ただし、宿題も多い今後の手続きでもある。否認事件であるので、取り調べの経過をきちんと記録する「被疑者ノート」を差し入れておいた。

接見を終えて、すぐさま岡山空港へ向かった。ついてすぐにチェックイン、搭乗であった。きょうから東京で霊感商法被害対策弁護団の弁護団会議が開催されている。2日目の実務的な問題を主に協議する弁護団会議に出席する予定である。交渉のための最新情報と法理論に触れておくことはこの種事件の処理については不可欠である。

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