机の上の記録

2008年10月2日

やらなければならない期限のある仕事のファイルは机の上に置いておく。つい忘れてしまってはならないからだ。いつも目にみえるところに置いてあることが,一つの安心にも繋がる。しかし,あれもこれもと思っている内に,その記録の山が机の上にできる。山の下に埋もれた記録がでてきてしまう。ますます,仕事の優先順序をまちがってしまう扱いになる。

あすから,一泊二日で富山で開催される人権大会に参加する。あすは,1,憲法改正問題と人権・平和のゆくえ2,安全で質の高い医療を実現するために3,労働と貧困 拡大するワーキングプアの3つのシンポジュームが開催される。私は3のテーマを中心に2も覗いてみようと2つに登録している。あさっての大会議事では,ある議題の「総会屋」の役割を頼まれている。もめる議題に関してではないが,質疑が予定時間を超えて長くなった場合に,質疑打ち切りの動議の提出をして議事の進行を図ると言う役割である。おそらく出番はない。こうした大会にでて発言すること自体,ふるえる思いをした時代を超え,ずうずうしくなってくると,密かにこんな役割を耳打ちされたりする。

そんな予定を控えていたので,極力,今日の日は予定をいれないで,机の上の山を崩すことに精をだすつもりでいた。しかし,幾つかの予定がはいってしまった。そして,家裁調査官からのある問い合わせが電話でなされた。先週末までには提出しようと準備をしていた事件に関してであった。ところが,そのファイルは机の山に埋もれてしまっていて,ついやらなければならないことを失念してしまっていた。急いでやらなければ,当方の意思を無視された決定がでかねない状況となっている事件である。偶然に架かってきた電話でそのことに気づかされ,慌てて準備をした。そして,夕方に来週の予定をみていたところ,今週中に書面をだしておくべき事件の存在に気がついた。依頼者からは必要な資料を届けてもらっていたので,これも準備をした。この出張の往復で読むべき記録を選択して持ち帰った。これで出張の準備ができた。

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