朝からとんだ事件が、、、、

2008年10月11日

20081010(007).jpg朝7時には家をでて山口に向かった。新幹線で新山口駅に着いたところで、岡山弁護士会の会員の国選弁護費用の不祥事が全国ニュースで流れているとのことであった。事実そのものは、すでに会内で調査を開始し、対応を検討中の出来事ではあった。詐欺事件といっても言われても仕方のない事件である。国選弁護費用が極端に安く、この是正を求めて日弁連が政府と交渉していた矢先のできごとであり、この信頼を取り戻すことは困難を強いられることになるであろう。当会の会長、日弁連会長は、対応に大変な一日となった。とても腹立たしい事件である。当該の人は,司法試験に合格して法曹資格を取った人ではなく,司法修習もしていない。副検事経験から一定の研修を受けて弁護士となった。弁護士の魂を持ち合わせていなかった人ではないか?

今日、勾留満了を迎えた否認刑事事件は、いったんは、処分保留で釈放になった。しかし、直後にまた別の案件で逮捕である。いくら否認していてもこれでまた23日間の取り調べと勾留が続くことになる。こうして、被疑者を絶望させて、自白をとろうとするのが捜査側の手口である。捜査がどうしても自白偏重のものとなっているために、何がなんでも自白をとるためのやりくちである。こうして、虚偽の自白調書が作成される背景となっているのである。こうした背景は決してマスコミは触れない。

中弁大会は、予想通り議論百出の荒れるものとなった。予定時間を1時間以上も超過しての議論であり、一つの議論は、いったん議事運営員会に戻され、他の議題の審議を終了した後に、字句等の修正ののち、やっと採択された。中弁連の伝統をまもった大会となった。来年は岡山である。実行委員長を仰せつかっている者としては、伝統は守られなくていいので、決して荒れることなく、平穏に終わって欲しいものである。この大会で40年勤続表彰があった。対象は期でいえば20期である。20期には当会では、参議院議長である江田五月さんもいる。この表彰式にご出席いただき、懇親会、2次会、3次会とご参加をいただいた。3次会での和服の美女の隣で熱唱の様子を写真にとった。週刊誌にでも出せるかも、、、明日にでもアップしておく。参議院議長と一緒でのなごやかな中弁行事は、前代未聞、今回かぎりであろう。明日は、公式観光にもご参加されるようである。全生活にSPがついている。われわれもSPに守られながらの3次会となった。

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