きょうは，弁護士会の臨時総会。かつては，御用納めの日，恒例として臨時総会が開催されてきた。たいてい，２月の定期総会には間に合わない案件があるため，この時期臨時総会が恒例となっている。そして，この総会を終えて，忘年会へとつづき，一応の仕事納めとなっていた。しかし，こうしたよき時代がなくなってかなりの期間が経過したが，いまでは１２月のいつの時期に臨時総会があるか必ずしも決まってないし，忘年会もない。土曜日の午前中に総会，全員協議会を終えて，会員控え室で簡単な立食パーティーをする。帰りがけに弁護士会の窓口で職員に怒鳴っている人がいた。土曜日は弁護士会の休館日である。たまたまきょうはあいていたが，弁護士会が土曜日休みというのはけしからんという話である。当番弁護士など，急な逮捕されたりした事件には休日とはいえ対応態勢をとっているが，休みなく開館の業務をしろというのは難しい話である。
この総会の開催にともなって，現行司法試験合格で新規に９月に登録した人，新司法試験合格者で１２月１８日に登録した人たち合計約３０名の紹介があった。かつての島根，鳥取の弁護士の数が１年のうちに登録するのだから大変である。私の事務所にも新しい新６１期の弁護士がはいった。存在感ある良い弁護士に育っていって欲しいと期待している。実はこの新しい登録となった弁護士に江田参議院議長の次男がいる。江田さんは，今日もこの臨時総会に弁護士として参加された。その目の前で次男が新人弁護士として紹介されたのだからきっとうれしかったに違いない。
夕方はその江田さんの後援会の一つのグループの忘年会があり，でかけた。５回目の忘年会となった。出席した県会議員，市会議員から，政令指定都市となる来年４月からの区割りと選挙区の変動，情勢などの話があった。江田さんは県北の方の集まりに顔をだされていて欠席であったが，現職の国会議員，立候補予定者らも顔を出していて，やはり政権交代が濃厚となってきたきたるべき選挙の緊迫感が伝わってきた。