実は,30日の朝に床に堕ちた衣類を拾おうと,腰を曲げて手を伸ばしたところボギッと腰のあたりに痛みがはしり,その痛みでそのまま姿勢を動かすことができなくなってしまった。これがぎっくり腰というものであろう。ゆっくりと腰を伸ばして歩いてみると痛みは和らいだ。しかし,姿勢を変えるごとに痛みがあり,シップ薬をはって辛い日を過ごしている。きょうは,近くのラジューム温泉に行き,温まったところ幾分楽になってきた。正月早々であるが痛い思いをしている。しばらくは,痛みがでないように気を遣いながらの動きとなる。
ニュースをみると派遣村に人があふれていて,ついに厚生省に直談判で対策を要請したとか。政治の貧困さをしみじみ思い知らされる。人の衣食住を守ることは,政治の果たすべき最低限のことではないだろうか。ついこの間まで普通に働いていた人が,突然に仕事も住居も食べるものさえ確保できないようになってしまった。まるで大地震でも起きたあとかという光景が,霞ヶ関のすぐ隣の日比谷公園の中で起きていることが信じがたい。
一方,デパートの福袋を徹夜して並んで確保しようという大勢の人たちがいる報道もあった。デパートの商品だからと言って,そんなにまでして手に入れたいとは思わない。しかし,今年はその福袋も,食料品,日用品のものがたくさんでていたというから哀しい現象である。
いくつか,今関わっている事件で,新年早々から本格的に動き出すものがある。いずれにしても大変な労力を要することになりそうだるがこれも頑張らなくてはならない。今年はその方向はともかくも間違いなく政治が大きく動くことになりそうである。議員秘書の長女,テレビ局の政治部記者の次女にとってはおもしろくも忙しい節目の年となるだろう。長男は米国でしばし楽しんでいる?ロースクールを卒業し,法律事務所での実務研修としてキャリアを積むことになる。こうして,すぐに1年が去っていく。妻もこうして一つ年をとる。同じようでいて違う1年が始まった。