「寒い日」が続いていますが

2009年1月13日

冷え込んだ日々が続いている。先週金曜日(9日)に年に数回ぐらいしか出席できないでいる私の育った地域にあるライオンズクラブの例会に出席した。私の事務所から例会場までは20キ近く離れている。既にこのクラブがこの地に誕生して45周年を迎えようとしている歴史あるクラブである。出席するとメンバーの高齢化が目立つ。70才,80才という方々がかなりの割合を占めている。私を勧誘して私が入会する契機になったその人は,100才を越えてなお聴診器をもつ母のかかりつけ医でもある現役のお医者さんである。さすが,この寒さのうちの例会には欠席されていた。奉仕団体の活動には,時間的,金銭的余裕がどうしても必要となる。設立当時のメンバーがいまだに頑張っている反面,新しい会員の獲得が難しく,入会しても長続きしないのである。このクラブも超高齢化なのである。その例会の席で,ホームレスの話がでていた。この地域のある場所に,最近ホームレスの人々が暮らしているとのことであった。岡山市の中心部を離れて,この地域にまでこのような人がこなければならないとは,いったいこの国に何がおきているのだろうか,寒さを覚えた話題であった。

土曜日(10日)は午前中に津山から来られた方,午後は鳥取からこられた方からの法律相談を担当した。前日から大雪との予報がだされていて,岡山市でも積雪があるかもしれないと思わされていた。しかし,岡山市は全く雪の気配はなかった。津山からの方に雪の状況を聞いたところ,心配して早めにでたが,たいしたことはないとのことであった。昨年の冬には,津山にでかけている最中に雪が降り出し,瞬く間に積雪となり,特別のタイヤの装備のない私は,本当に怖い思いをしながらソロソロと裁判所にやっとのおもいでたどり着いた記憶がある。しかし,同じ岡山県内でも津山の人々にとっては冬場のタイヤの装備は当然なのである。鳥取からこられた方は,鳥取地方の大雪のため,車で来られることをあきらめ,鉄道をつかって岡山に来られた。鳥取では,とても車を運転できる状況にないほどに降っていたとのことである。寒さはあっても日差しのある岡山市との違いは別世界に感じられるようである。こうして,寒い雪の中を押して,ご相談にこられた方の事件を早く良い結論に導いてあげなくてはと責任を感じさせられる。さらに,この日,産廃処分場建設問題に関して,住民の方々と打ち合わせをした。この住民の方々は現在産廃処分場建設反対の署名運動を行っている。一人のひとから,署名運動をしていると,「ゴミがでるのは当然で,そのゴミを持ってくるなというのはエゴではないか」と質問をされることがあるという。たとえ,そうであってもそのゴミの処分を飲料水源地の近くのこの地域になぜなのかという答えににはなっていない。岡山市のゴミ有料化がいよいよ始まる。大量に消費し,焼却し,埋め立てればいいという基本政策に全く変化はない。今に,全国で廃棄物処分場公害が蔓延する結果となるだろう。住民の人々は、行政の「法に従って処理するだけだ」との対応に、将来の命の安全をまもるために戦わなければならないとだんだんとその意を固めてきているようにみえた。

新聞では,アメリカのオバマ新大統領の就任式が近づいたことに関連して,民主主義,人権,平和の問題が多く語られている。一方,日本ではわけのわからない給付金をめぐって,わけのわからない答弁が続いている。給付金で飛騨牛でも食べようかなどと言っている大臣もいる。なんとも気持ちの悪い答えだ。お金のある人は,給付金をもらって贅沢な使い方をしようというのではなく,そんなにお金があるなら十分に無駄遣いを奨励すればいい。給付金などあてにしないで欲しい。雇用の安定が確保され,年金など老後の不安がなくなれば,人は安心してお金を使える。将来に不安があれば,それに少しでも備えておきたい。それが堅実な考えではないだろうか。この米国と日本の政治状況の違いの日本の寒さが身にしみる。今朝の新聞によると内閣支持率はついに20パーセントを切ったとの報道がなされている。

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