ほっとしていたら

2009年1月28日

昨日までに,机のうえに積み重ねていたただちに処理しなければならない案件を処理し終えていた。今朝は昨日夜に完成させていた準備書面の提出など済ませ,心のなかに余裕が生まれた。そうすると返って仕事に対する集中力が拡散してしまう。忙しく追いつめられているときほど効率よく動ける。不思議なものである。

などとのんびりと構えていたらとんでもない失策をしてしまった。津山での日程を失念してしまっていて,事務所で悠々と仕事をしていたのである。裁判所からの電話で慌ててしまった。代理人として言いにくい条件を主張しなければならない状況で頭を悩ませていた案件であったので,この予定をどこかで忘れようとしていたのかも知れない。裁判所と電話でやりとりしながら,事なきを得たばかりか,審判手続きから調停に付されて最終解決まで進展したのだから,結果はオーケーであった。

今日の事務所での法律相談は2件続けて雇用問題に関する相談であった。1件は使用者として,もう1件は従業員としての相談であった。不景気の経済状況が深刻な雇用問題を起こしてきていて,労使双方が雇用関係に神経質になっている現状がよくわかる。今の法律は,雇用関係を消滅させるためには解雇権の乱用と言われない事実関係がなければならない(労働契約法16条)。その事実関係を労使共にどう説明つけることができるかである。これには解決のための時間的,経済的負担の問題があり,それをも考えながらよりリスクの少ない道を選択することになる。この見極めを法律相談だけで決断するのはさらに困難なことである。

のんびりもし,大変な失策もし,深刻な相談にもつきあった一日であった。

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