久しぶりに校歌を歌う

2009年2月10日

土曜日(7日)は大学の岡山市内を中心とする支部校友会の集まりがあった。話題は、やはりスポーツである。往年の強さを誇るラグビー、今年久しぶりにシードをとった箱根駅伝など話題はつきない。こうした集まりは、何らの利害関係なく、先輩、後輩といいうだけで気楽に話し合えるのがいい。しかし、話題のなかでもこの不況の嵐に関連することが多かった。夏の帰省時に行われる在校生との懇談会は、今年はUターン希望が殺到しそうで、校友会としても期待に応えられるようにとの活動方針が示されていた。それぞれの挨拶の中では、ある自動車メーカーの内装下請けの工場担当者からは、新車販売のノルマが会社にきていて、あと17台を売らなければと協力を要請していた。私は、挨拶のなかで出版した「マチベンのリーガルアイ」
の紹介をしたところ、参加されていた多くの人からあいつが書いた本をよんでみてやろうと購入をいただいた。正直にうれしいことであった。

今年5月に、私も会員になっている日本刑法学会が母校で開催される。久しぶりにこの学会に出席して駿河台に行ってみるつもりである。先ほど宿泊は図書館からでたすぐのところにあった「山の上ホテル」がいいかななどとホームページを覗いてみた。学生時代に、その脇を通り抜ける度に、いつかはあのホテルに泊まってみたい、このホテルの中にある高級そうなあそこの天ぷらを食べによってみたいと思っていた。天ぷらを食べることは、長女の東京での大学生活が始まったときに、積年の思いを実現すべく、この天ぷら店に誘って夢を叶えた。ところが、このホテルに宿泊することはまだない。ここぞとばかりの気持ちではあるが、今日は予約のボタンをクリックはしなかった。泊まるだけならもっと実用的なビジネスホテルで十分ではないかと未だに考えたりするのである。

こうした決断が鈍るのも、体調がよくないせいかもしれない。土曜日の夜から少しおかしいのである。熱はないがのどが痛くなって、きょうは鼻づまりである。もしかして、花粉症の始まりかもしれない。わずかの体調の変化が自分の行動パターンを変え、仕事もはかどらなくさせる。深刻な病を抱えている人はもっともっと大変な精神状況にあると思う。人間というのは本当に微妙に体と精神の精密な平衡を保っている動物なのだろう。

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