最近の相談，受任事件に離婚，養育料，婚費分担，不貞行為に対する慰謝料請求などの家族問題に関する事案が増加しているように思われる。実は離婚に関する判決がきょうあった。まだ，手元に判決書は届けられていないが夫から離婚の請求と子ども親権の要求がでている。今週になって，いくつかの離婚に関わる相談，訴訟案件の処理があった。熟年を迎えている人もいれば，結婚間もないカップルの事案もある。結婚して間もないころの方の離婚問題が訴訟となる例も多く見受けられる。ＤＶが関わっていることが多いのも特徴的であろうか。
法テラスの扶助審査の担当日であった。６件の案件処理で１件は負債整理の終結の報酬決定であり，５件が新規の申し込み，そのうち４件が離婚などに伴う問題の処理に関する援助申し込みであった。終結事案は，４件の負債整理事案であったが，結局は過払い請求などの手続きなどで，申込者本人はほとんど支払うことなく問題が解決されていた。まだまだ過払い事案は多い。夫婦の絆はもろくなっている。それをつなぎ留める社会的な力もない。新しい家族の単位をあらたに作り上げていくという気概も責任もないまま生活してしまう人があまりにもおおいのではないかと思える。もしかして，こうした教育科目が高校生，大学生に必修科目として必要なのかもしれない，，，，。