恩恵はないけど瀬戸大橋に

2009年3月21日

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今日は,お彼岸の中日。妻の実家の墓のある香川県さぬき市志度に墓参りに行ってきた。既に両親とも亡くなっているが,しばらくお墓参りに行ったことがなかったので,車ででかけた。高速道路の休日割引はまだ始まっていないが,瀬戸大橋は先駆けて割引を始めたそうだ。私はETCを取り付けていない。従って,割引対象とならない。割引対象であれば,1000円のところが4000円以上も支払わなければならない。この大きな差額はとても悔しい。しかし,ETCを取り付けなければ割引をしないというのはおかしい。仕事の上ではほとんど高速道路を使用することはない。従ってETCまでは取り付けようとは思っていなかった。しかし,こんな形で強制されることになるとはほんとうにおかしい。きょうは,休日でレジャー気分もあって車を利用したが,環境のことを考えれば,公共交通機関であるJRをつかって行けばいいことでもある。どんどん車を利用しろと言うのは,地球温暖化をさらに進めていくことになりはしないか。これだけ,ETCの恩恵があるなら,付けないわけにはいかないと思っている。このことで儲かっているのは誰なのか。

岳父が亡くなったのは63歳であった。墓にその旨刻まれている。今の私の年齢と変わらない。当時はそんなに思わなかったが亡くなるには若かった。刑事裁判官であった岳父は「刑事裁判の本旨は無辜の発見にある」ことを信念としていた。無罪判決の数は多かった。再審事件にも関わり,強盗殺人の重要事件についても無罪判決があった。私の年には既に闘病生活であったことになる。今の自分の置かれている立場から考えて見ると,仕事への思い,家族への思いなど思い残すことは多かったと思う。

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