弁護士任官者との懇談

2009年3月25日

弁護士から裁判官に任官した2名の裁判官を囲む会がもたれた。岡山弁護士会からは未だ弁護士任官者はでていない。在野の経験を持つ人が裁判官になっていくことによって,実質的な法曹一元を実現しようと始まった制度であるがなかなか希望者がいない。きょうは,その経験者から「清水の舞台から思い切って飛び降りて欲しい」とのメッセージを伝えるために持たれた会であった。いや,清水の舞台から飛び降りるほどの勇気は必要でなく,バンジージャンプをするほどの勇気があれば十分だともう一人の裁判官がフォローしたが,どちらも想像するだけで身の毛がよだつことである。もっとも,私はそんなことを考える年齢でも立場ではなく,いかにして岡山弁護士会からはやく一人でも裁判官に送り込むことができるかを考えるのが役割である。

中国ブロック管内から,任官希望者が名乗りをあげたようだ。名乗りをあげたというよりたぶん任官希望者として手を挙げるよう頼み込まれたのだろう。来週,日曜日にこの人に関して推薦委員会が開催される。きょう,参加した一人の裁判官に在野の立場でいろんなことを経験したことが,裁判の判断をするうえで役立っているとおもうかどうかとの質問がでた。その人は,このことは,利用者である国民が判断することで自分で評価できることではないと言われた。まさにそのとおりである。弁護士任官の制度も良い裁判を実現させるための制度として機能することが期待されてできた制度である。自ら良い判断をするのに役立っていると言うべきことではないのだろう。ひと味違う裁判があえて意識することなくなされ,そのことが国民から評価されることが必要なのである。

さて,WBCはおもしろかった。さわやかな対決であった。日本は強かった。民主党の小沢さんの続投が決まったようだ。これも国民がどう評価するかによって,小沢さんの今後の対応に大きな違いがでてくるであろう。

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