日比谷公園の桜

2009年3月31日

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日比谷公園の桜は7分咲きといったところ。桜は,入学式,新しい年度の始まりなど,希望に満ちた明るさを連想させる。バックの中央建物は、日弁連会館である。最上階の17階に会議室が集中していて、ここでの会議に出席していた。きょうは、年度末で会長はもう1年任期があるが、副会長の皆さんは明日限りの任期で、日弁連も年度末であわただしいときを迎えている。しかし、各種委員会は、そんなことにお構いなしにいくつもの委員会が開催されていた。先日の先物取引被害研究会であったばかりの若手弁護士が、今年秋に開催される人権擁護大会シンポジュームの分科会の準備の会議に出席していて、廊下ですれ違った。エネルギッシュに大変な仕事をつぎつぎとこなしている彼の顔は輝いていた。今年は日弁連設立60周年の年だとか。彼のような弁護士がつごつぎと生まれていれば、まだまだ日弁連の未来はある。

私の出席していた委員会(司法改革に関する諮問機関)は、この6月までが任期の時限委員会である。いくつかの議題が審議されたあと,この委員会を存続させるか否かについて論議がもたれた。組織のあり方についてはさまざまな意見がでたが、存続については異論がなかった。私が、意見をいいだすと同時ぐらいに会長が部屋に入ってきた。わたしは、存続が必要だとはいいながら、これは会長、執行部の司法改革にかける自覚の問題であるとつい言ってしまった。会長がきたからといって、すぐには言葉は変えられない。失礼な物言いだった。実は、私が代表世話人をしているある団体から、会長宛に「抗議文」を出している。そのことがあって否か帰り際「お世話になっています」とのごあいさつがあった。いろいろと気遣いの会長である。問題山積の日弁連の舵取りも,麻生さんほどではなくても,きっと芯から疲れる仕事であろう。

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