ライオンズクラブ

2009年6月14日

20090613.jpgライオンズクラブに約30年所属している。私の生まれ育った地域の人々によって組織されているクラブである。父の友人らが創立メンバーであったせいで、クラブへの入会を勧誘された。しかし、現に居住している地域と離れているためになかなか例会や奉仕活動に出席できない。メンバーの方々とはなにかと縁のある方が多かったせいもあって、ずるずると脱会しないで今まで続いていた。前に話題にしたことのある100歳の現役お医者さんもメンバーであり、私の入会紹介者でもある。

しかし、地域そのものが過疎化し、高齢化していき、経済不況のあおりをうけて会社の経営状況が厳しくなり、奉仕活動どころではない状況となるなど、メンバーの数がどんどん減っている。しかもメンバーの年齢は高齢化していき、いまや年金生活者ばかりの会となりつつある。小さいクラブではあるが、ことし結成45周年を迎える歴史あるクラブである。地元では老人ホーム施設訪問など既に定着した奉仕活動もいくつかある。しかし、新しいメンバーの獲得が極めて困難な状況となっている。そんななか、ゾーンの役員をこの少クラブで担当せざるをえなくなり、ほとんど出席していなかったにも関わらず、それでも比較的若いとされる私にお鉢がまわってきた。断り下手の私はそれを受けてしまった。そしてきょうは、その地域の役員の7月からの任期に備えた予備会議がなされた。やはり、クラブの課題は、新メンバーの獲得、減少を食い止めるためにはどうしたらいいかなどが重要な問題となっている。高齢化、メンバーの減少は我が単位クラブの課題であるとともにライオンズクラブの直面している重大な課題でもある。役を受けた以上は、少なくとも全体に悪い影響を与えることなく終えられるように頑張りたいと思っている。

よみうりオンラインニュースで、統一協会への強制捜査の内容の一部が報道されていた。先祖が地獄で苦しんでいる」などと迫って高額の印鑑契約を結び、その購入者を世界基督教統一神霊協会(統一教会)に入信させるまでの手順を示した資料を、警視庁公安部が押収したとのことである。

 手相をみながら「あなたは今、転機です」(転換期トークと内部ではいわれている)などと声をかけ、教会に誘い込み、先祖の因縁などを話して恐怖に陥れ、統一協会へと入信させる手口である。全国的にほぼ同じ手口でなされている洗練されたマインドコントロールの方法である。いままでもこうした資料は弁護団でも見ることはあったが、こうして捜査陣の手に入ったとなると、統一教会の組織的霊感商法の実態を明らかにしていくきっかけとなっていくことが予想される。大きな統一協会崩壊へとつながる動きに加速される可能性を秘めていることを知らされたニュースであった。

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