通夜そして祭り

2009年8月3日

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昨夜は,同期で同じ岡山修習であった弁護士の突然の死で通夜に宝塚まででかけた。実務修習時代に岡山で結婚して,私の実家の近くに1軒屋を借りて住んでいた。青森育ちの奥さんとときどき我が家に奥さんの「おばんです」という甲高い声の挨拶のあとにニコニコしながら玄関からはいってきていた。岡山での同じ修習生のなかでは一番年長者であったが,いつもにこやかではあったが,そのくせ言い出したらなかなか後に引かないところもあった。「頑固一徹の父でしたが,,,,」との長男の挨拶に,やはりそうだったのだろうと思えた。3日ほど前,声をだすことができなくなって,倉敷での事件を引き継いで欲しいとの連絡があったばかりであった。それが突然の訃報にびっくりした。6月に検査入院をしたと聞いてはいたのだが,お見舞いに出かける間もなかった。死というものを意外と近いところで感じた。早い死であったと言いながらも,自分もいつ死があってもおかしくはないはずであり,世間では特に珍しいことではないなどと話題にされることもあまりない年にはなってきたのだろう。

きょうは,おかやまウラジャ祭りであった。弁護士会のウラジャ踊りのチームがたちあがり,今年初めての参加であった。これを秋に開催される中国地方弁護士大会の懇親会のだしものにしようという発案から,大会実行委員会に関与している関係でチーム結成の呼びかけ人になっていた。責任上,見ないわけにはいかず,コンテスト会場にでかけた。プロの振り付けと指導のもと練習を重ねてきていた甲斐があったのか,なかなか見せる踊りをしていた。何よりも,参加した人々の連帯感が培われたことは確かであろう。

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