夏休みシーズン

2009年8月4日

裁判所は,7月20日ごろから8月末まで,各部が順次20日間程度の休みをとる。その時の気候には関係なく,慣習的にこうなっている。そんなことがあり,裁判は夏休み前に書面提出を終えておくことが必要とされたり,逆に夏休み明けに延ばして提出期限となったりする。そして判決言い渡しは,休み明けに多く指定されることがある。裁判官が夏休みの間に書き上げて判決となるのである。そんなことで,法廷に出廷する回数は半減することになるが,書面の作成などの作業はかえって多くはいってくることになる。13日などの休日に入りにくい日程を,休みでない裁判所からの期日指定を受けてしまうと結局は夏休みなどとることはできないことになる。

暑いから,夏休みのはずである。今年は,まだ梅雨明けがない。別に夏休みなどとらなくてもいいのかもしれない。なんとなく,けじめとして夏休みをとったことにして,季節感をださなければならないのだろうか。四季の季節の移り変わりが生活にもリズムを生む。しかし,長年のこうした自然のリズムが大きく変化してきている。しかし,この変化に体と頭の感覚がなかなかついていけない。今日から,事務スタッフの夏休みシフトが始まった。

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