インターンシップ,司法修習生,,,

2009年8月22日

きょうは,岡大法科大学院生がインターンシップで事務所にきていた。これから何日か事務所にくることになっている。司法修習生も現在当方の当事務所をホームグランドとしてさまざまな体験プログラムをこなす修習をしている。また,今年1月から,事務所の新しいスタッフとして61期の弁護士が勤務している。司法試験をまだ合格していないが,受験が間近となった大学院生,司法試験を合格し,司法修習も終盤となって実務家として働くことが近い司法修習生,弁護士となって既に日々実務家としての生活を送っている若き弁護士とフレッシュな人たちが加わっての事務所となっている。

とうぜんであるが,それぞれの段階で全く雰囲気が異なる。大学院生は,学生そのものである。法科大学院生といえどもなんらの権限はない。弁護士の仕事を,一般の人と同様に単に見ているだけである。法的な守秘義務が課されているわけでもない。しかし,弁護士には守秘義務があり,インターンシップにきている学生によって秘密がもらされないよう責任をもたなければならない。司法修習生は,法的な権限と義務とが課されている。接見も弁護士と共にであれば可能である。非公開の訴訟手続きにも立ち会うこともできる。しかし,それはあくまでも修習という訓練,学習の一環としてである。弁護士になってしまえば,あらゆる仕事は結果を含めてすべて自らの責任がある。依頼者との対応にも責任を持っていかなければならない。この違いが,3者の雰囲気の違いとして歴然とでているからおもしろい。もう一人の長男と同期の弁護士は,既にいろいろの事件を経験し,修羅場の経験もあったり,困難な事件のみごとな解決の実績もでてきたりと自信と日々の成長を感じさせる。

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