にやっと顔のほころぶ結果

2009年9月1日

昨夜は,夕方から開かれていた社会福祉法人の理事会に出席し,一時も早く選挙速報をみるべくタクシーで帰宅した。8時を少し過ぎていたせいか既に当確の報が流れていた。予想通りというべきか岡山2区の津村さん,4区柚木さんの当確がでていた。柚木さんは同窓会後援会の会長をさせてもらっている。堂々のぶっちぎりで,3代目橋本家をやぶっての2期目である。同じく3代目の1区の逢沢さんとの戦いに挑戦した高井さんは,逢沢候補に対抗するかつてない票数をとったが,小選挙区で惜敗し,比例区で復活当選である。衆議院選は初陣であったが,ほんとうによく頑張った。つめたい雨に濡れながらも交差点で街頭演説を続けていた彼の姿が思い起こされる。本人はもちろんご両親とも面識があり,とても嬉しい。そして気がかりだった5区花咲さんは,こちらも善戦し,小選挙区では破れたが比例で復活した。これもとても嬉しい結果だ。花咲さんも高校の後輩になる同窓である。一夜に2度の万歳であったと選挙運動をささえた同窓生のうれしい報告があった。二人で今日は母校に挨拶にいったとのこと。長女が秘書をしている埼玉の細川さんも前回の比例復活から余裕の小選挙区勝利であった。細川さんとは司法研修所の同期生である。自民党大敗のなかでの政権交代であった。ビールを飲みながら,次女が中継のために民主党に張り付いているとの情報から「選挙ステーション」をメインに,もう一台のテレビでNHKの速報との双方を見て,しっかりと政権交代の歴史的な時を体験していた。にやっと顔のほころぶ結果である。しかし,有田さんの僅差での落選は悔しいおもいである。そして、これからの政治の中身がどのように変化していくかそのことが大切である。これもこれからじっくりと楽しみたいものである。

さて,岡山市では,投票日の30日から市長選挙が始まっている。政令指定都市になって初めての選挙であり,このことが生活には大きな影響があるはずである。しかし,いろんな思惑から各政党は誰をも推薦せず自主投票とのことである。政党が責任をもたない選挙であっていいのかと思う。特に,改革を訴え続けてきて政権の座についた民主党が態度を表明できないのは情けない。実は私は,ある候補の後援会長となった。ちょっとした関わりで,役割をひきうけることとなった。今回の選挙は,衆議院選挙が直前に先行したため,争点を明らかにすることも,各候補者の主張を十分にアピールすることもできなかった。こんな状態の選挙でいいはずはない。重要な選挙が,他人事のように進められていることに大きな不安を感じる。

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