先週の８月３０日は，衆議院選挙の投票日であった。野党第１党が安定多数を確保しての歴史的な政権交代であった。早速，新しい政権への動きが活発化してきている。民主党が野党であったときは，政権交代がなされてほんとうにきちんと政権を担っていける人材がいるのだろうかと思ってみていたこともあるが，現に政権を担うことが決まって改めてみてみると自民党よりも多くの頼りがいがある人材がいて，かえって自民党の人たちが陳腐にみえてくるから不思議だ。
この８月３０日に岡山市長選の告示がなされている。そして来週は投票日である。きょうはその中日であり，私が後援会長を務める候補者は午後に総決起大会を開催した。歴史的な選挙が終わったばかりで，盛り上がりにかけていることは否めない。候補者の関係で兵庫県知事も応援に駆けつけてくれた。せっかく中央では政権交代となったのに，今回の選挙ではその勢いを政党がきちんと受け止めることができていない。「地方主権」といいながら，現実の場面では逃げているようで情けない。多くの岡山市民が，あの衆議院選挙の熱気をもう一度呼び起こして，明日の岡山市のあり方に目を向け，きちんと投票によって意思表示をしてもらいたいものだと思っている。今日の大会はそれでも終盤に向けて盛り上がりつつあることを実感させる内容であった。