司法試験合格祝賀会

2010年9月16日

岡山大学法科大学院の司法試験合格祝賀会があった。今年の合格者は10名をきった。合格率も15%程度であり,平均を下回っていた。しかし,合格者にとっては,そうしたこととは別に,単純に嬉しいことであり,心からおめでとうという気持ちである。合格者は,合格発表を見たときの感激を今もそのまま持っているような笑みに覆われていた。それはそうだろう。私だって,合格者の晴れ晴れとした表情をみていると,いまだにあのときの気持ちを思い起こすことができる。さらにそのあと何年も,不合格となった夢にうなされたこともあった。

新しい司法試験は,法科大学院に入学して,無事,卒業できても,25%ぐらいしか合格できない大きなリスクがあると言われている。そのリスクの大きさは,2万人以上の人が受験し,500人ぐらいしか合格しなかった旧司法試験の方が大きい。そのリスクを負っても,法曹の仕事の魅力があるから法曹を目指す人が多くいた。その観点でいうと,最近は法科大学院をめざす人が減少しているといわれているが,法曹の仕事に夢が持てなくなったのだろうか。夢を追いながら合格を目指すという気概ある人が少なくなったのではないかとも思う。法曹養成制度は,なお模索しながら,よりよいものに進化させていかなければならない。司法修習生の給費制存続を求める請願デモが2000人規模で明日,東京で行われる。

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