残り少なくなったこのときに,,,

2008年12月23日

同級生たちの多くは定年となって既に2度目の勤めにはいっている。まだ年金のもらえる年ではない。責任を背負って懸命に仕事をしていた当時よりは,ゆったりとした時間を持っていると思う。ある観光地の駐車場の管理人をしていた同級生に出会ったこともあった。県内でも有数の企業の営業関係の最前線で働き続け,60才定年を迎えて,ある施設の管理人をしていた同級生からの突然の電話であった。年金の受給を受けるようになるまではと2度目の勤めをしていたのである。ところが,その会社から突然に退職してくれとの通告があったようだ。労働基準監督署に相談にいったり,ハローワークにでかけたり,かなり混乱した動きをしている。そんななかの相談の電話だったのである。管理職であった現役から2度目の勤めは責任は軽い仕事であったはずである。あたかも物を捨てるかのような扱いを受けて我慢がならなかったのではないか。今後の展望を考えながらどう今回の事態を乗り切るか,まだじっくりとした検討が必要なようである。しかし,今の日本の経済状態は,20代,30代の思いがけない派遣切りばかりではなく,日本の経済発展を支え続け,これから平穏な老後を迎えたいと考えていたわれわれ団塊世代にも確実に深刻な影響を与えてきている。

午後は,裁判離婚が確定し,その後の養育費,財産分与について審判手続きの段階に至っている事件について,最後の話し合いによる合意はできないか調整の手続きがあった。年末を控えているところではあったが,なんとかこの節目に解決をしようと,日程を無理して入れていた事件である。双方がそれぞれの事情を主張し合ったがなかなか合意は困難である。やむを得ず,来年早々の手続きに持ち越した。この種の事件は,裁判所の判断に任せるのではなく,そうした手続きを背景に抱えながらも,当事者間で合意にいたることが一番である。その道を探るべくもう一回話し合うことにした。次回には双方が完全に満足できなくてもどこかで納得できる合意ができることを望みたい。今年も残り少なくなってきた。今年中にやれることは物理的にも非常に限られてきた。

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