ふでばこの中が冷たい一限目
オブラートのような便箋春隣
春浅き円谷プロの倉庫かな
北窓を背中で開くそうそのまま
君主論髭ぴんぴんと春の猫
前掛けにフリルたっぷり目借時
ソーセージ色の袖振る春の叔母
うとまれてふうせんながくふくらます
花粉前線つつくお天気お姉さん
潮干狩りするはずの日に生まれた子
逸 第26号(平成21年6月30日発行)掲載
ふでばこの中が冷たい一限目
オブラートのような便箋春隣
春浅き円谷プロの倉庫かな
北窓を背中で開くそうそのまま
君主論髭ぴんぴんと春の猫
前掛けにフリルたっぷり目借時
ソーセージ色の袖振る春の叔母
うとまれてふうせんながくふくらます
花粉前線つつくお天気お姉さん
潮干狩りするはずの日に生まれた子
逸 第26号(平成21年6月30日発行)掲載
こんばんは。
自分で運転をすることにより岩盤浴以上の発汗効果が得られることに気付いた石原です。
今後は美容と健康のために積極的にドライブしたいと思います。
げっそりと痩せ細りたい同乗者の方、募集してます。
心臓疾患のある方はAEDを持って乗ってくださいね♪
はいはい。ところで。
週刊俳句169号に「たんか×まんが」「はいく×まんが」を掲載していただいてます。
「たんか×まんが」は「短歌研究」2010年6月号、荻原裕幸さんの「春陰昭和調」から。「妻にも妻ではないひとにもなれない……!!」と悶絶しながら描きました。
(四コマ化したのはその歌じゃないけど)
荻原さんについて語り始めると世間様にミザリーだと思われそうなのであんまり書けません。
岡山は田舎だが石原家に斧はない。それだけは安心です☆
「はいく×まんが」は2010年7月リリースの「はがきハイク」創刊号、笠井亞子さん「なまなま」から。
新鮮な俳句を新鮮なうちにフィーチャー。
さっそく山田耕司さんからコメントもらっちったよ!
うれしくってパンツ脱げそう!!
明日で三連休が終わると思うと激鬱ですが、皆さんからの愛は心のユンケル皇帝液です。
みんな頑張ってわたしを応援するといいよ。超感謝しちゃう。
海に行きたいよー。
4月11日、C.T.T.OKAYAMA上演会vol.2終了後、
あやか・愛子・ユキオの三人がカフェに延々居座り、
その場の勢いでフリーペーパーを作りました。
「オンナノクカイリアル。2010.4.11@EXCAFE」
各自が版を持ち帰っているので、松山の方はあやかちゃんに、岡山の方は愛子ちゃんかユキオに声をかけて手渡しでもらってね!!
(ユキオ発行所からはひよこ色の紙に印刷してお渡ししてます。)
3人となかなか接触できない方、ご安心を。
何部かEXCAFEさまに置かせていただいてます。
入り口のところになかったら、少女漫画のようなマスター(長髪。背中に薔薇背負ってる系)に「ユキオのフリーペーパーない?」って聞いてみてください。
☆郵送もいたしますのでお気軽にお申し付けください。
(A4用紙一枚です。立派な冊子は期待しないで!!)
☆万が一ご要望があればPDF版での配布も検討します。
おまえが前向きな発言をするのはきっと死亡フラグだと言われて。
それでも赤穂線は無事に走る。
C.T.T.一回目はほぼ完全に黒子でした。
二回目は高校生の台詞を横取りして無理矢理出演。
わたしは自分にも他人に対しても甘いのだが、
高校生に対してはどれほど厳しくしていいか計りかねている、まさにわたし自身の甘えが出てしまったようです。
コンセプトの部分ができてない。はい、その通りです。
文芸部なら、俳句作品そのものの推敲やシナリオの読解に時間をかけるべき。はい。そう思います。
ただ、クオリティを上げる作業より優先しなければいけない、鮮度を優先しなきゃいけない部分もあって、そもそも企画自体をつぶすぐらいなら仕上がりが雑でも実行しなければいけない。じゃないと次へ行けない。それも事実だと思う。
あとは、高校生自身がどれだけ主体的に関わってくれるか。
若い子に遊んでもらうのは、なかなかたいへんです。
観にきてくださったみなさん、共演者、スタッフのみなさん、ありがとうございました。
ほんとは世界をわたし用にカスタマイズしたいだけなんです。
悪いけどつきあってね。
「俊読」のときに朗読した内容に関してご案内。
前半:谷川俊太郎さんの「七五の歌」を一連読むごとに自分の俳句を一首読む。
ブログの右側の「俳句」って書いてあるところを片っ端から開いていくと、
「白タイツ」とか「オーシャン」とか「新・都ホテル」が見つかります。
「七五の歌」は手元にある「谷川俊太郎詩集」(角川文庫/昭和五十七年)から。
後半:自作「三谷と花粉症」の間に谷川俊太郎さんの作品を挟む。
谷川作品を「営業トーク」として紹介してしまう大変失礼なネタです。
三谷に関しては、非常にしつこくブログに書いてます。
・去りゆく三谷と花粉症
・三谷と花粉症の復讐
・三谷と花粉症の後遺症
・三谷と花粉症と事務所移転
三谷幸喜は普通に好きですが、読みあさったり観あさったりしてるわけではないです。
「ザ・マジックアワー」は呼吸困難になるぐらい笑いましたが。
たぶんルックスが好きなんだと思う。
年の瀬に告知した京都クラブメトロでの「俊読」、無事に終了しました。
たいへん失礼な振舞いもいたしましたが、
桑原滝弥さんにイジられ、谷川俊太郎さんに笑って許していただき、
京都のお客さんたちに「おもしろかったよ!」って声をおかけいただき、
我がポエム人生でいちばん熱いステージとなりました。
「不良after」のときよりもなんだかフェミニンな雰囲気だった、詩人の河野宏子さん、
すーっごいパワフルな弾き語りガール永尾蕗子さん(お誕生日おめでとう!)、
声の安定感と適切なツッコミを見習いたい! 詩人の豊原エスさん、
セクシーお姉さんとみせかけて実はめっちゃ面白いベリーダンサーのNuraさん、
真っ白い衣装でライブペインティングした書家の川尾朋子さん、(声!吐息!飛沫!)
みんなすっごいかっこいい!!
やめれん、と思いました。
イベントの内容とは直接関係ありませんが、
谷川さん桑原さん以外の出演者が全員女子で、
本番前に楽屋で化粧直しや衣装の着替えが始まる時間の、
なんだか妙に華やいだ感じがよかったです。
(もちろん私も舞台用のお粉でばっちりテカりを押さえたさ!)
岡山でも女子だらけの朗読会やりたいな。
皮をむいた状態でストーブの前などに置き忘れて、何時間か経った、薄皮が紙のようにかぴかぴのみかんを噛んだら中がじわっとジューシー、という瞬間を愛してやまない石原です。お疲れ様です。
お屠蘇酔いしないうちに新年の出没情報をお知らせしておきます。
01.23 sat 6:00pm 開場/7:00pm 開講 → 9:30pm 終講予定
メトロ大學2010
『俊読〜shundoku〜』
出演者:
谷川俊太郎 / 桑原滝弥 / 豊原エス(詩人)
/ Nura(ベリーダンス) / 川尾朋子(書家) / 石原ユキオ(俳人)
/ 永尾蕗子(弾き語り) / 河野宏子(詩人)
「この国の子供たちは皆、この男の詩を読んで大きくなった。」
1948年の詩作開始以来、
2000編を超える膨大な量の作品を世に送り出し、
児童書・教科書から専門書、
果てはポルノ雑誌までフォローするほど多岐に渡る作風で、
誰もが一度は触れたことのある谷川俊太郎の詩の世界。
この現代日本を代表する詩人の作品を、
タイプの異なる現在注目の詩人/アーティストたちが、
それぞれの解釈/方法で大胆なる再生に挑む。
ラストには本人も登場する、大人気朗読イベント『俊読』が
2010年メトロ大學へ登場!
ということで、俊読に出演します。
(チケット完売だそうです!ありがとうございます!ギャボン!)
持ち時間、10分ぐらい。
満員のお客様と巨匠を前にキョドりまくる石原をたっぷり堪能してください♪
ちょびっとおひさしぶりです。略してちょびさしぶりです。順調に意気沮喪中の石原です。
佐々木あららさんに絶賛されました。びっくりした。心臓が止まったのでえら呼吸してます。え? 無理ですか? 心臓止まったらえら呼吸も無理ですか。もういいです。石原は只今留守です。メッセージはauお留守番センターに「石原さん、クリスマスプレゼントなんでも買ってあげるよ」っていう形で残しておいてください。ふらふらと出てきますよ。待ってるから。
12月26日は大朗読@スペースMIKANSEI。午後五時から。千円握りしめてきたらビールが飲めて朗読が聴けておまけに飛び入り朗読までできてしまうという。しかもMIKANSEIでやるのはこれが最後。
来た方がいいと思う。ね。是非とも。
高校生は受験シーズンのため参加不可能とのことで、「都会のトナカイ」再演は諦めて、ピンで何かやります。頑張ります。たぶん、頑張れると、思います。
どうせ私は、見下し気味に「面白いな」って言われたいだけなんです。
この病気は治らん。
日本児童文学11・12月号に「壁」という詩を掲載していただいてます。
森忠明さんの「見守れる高さ」がかっこいいです。
児童文学とは、いけてない、マイルドなタイトルで内容のとんがり具合を隠蔽するのがかっこいいスタイルなのだとなんとなく学習しました。
聞きにきて損はないと思います。
珍しく昼間の朗読会ですが、第四部だけ雰囲気が「夜」。
石原は「都会のトナカイ」という詩を朗読します。
べ、べつに小中学生がいるから放送禁止用語控えたわけじゃないんだからね!
朗読会 聞いてください岡山の現代詩No.3
主催:岡山県、おかやま県民文化祭実行委員会、岡山県詩人協会
○日時:平成21年11月14日(土)13:00〜15:45
○会場:ピュアリティまきび(三階・橘) [1]
○入場無料
出演者
○第一部(小中学生の部)
○第二部(高校生「文藝道場おかやま2009」自作詩朗読)
○第三部(童謡作詩グループ「とっくんこ」会員による自作詩朗読)
○第四部(「大朗読」メンバーによる自作詩朗読)
・石原ユキオ、保田悠詩、郡宏暢
○第五部(当協会理事たちによる群読)
+ 11月15日 追記 +
「都会のトナカイ」、私の詩の間でS高校文芸部の四人が俳句を読みました。
高校生の方がよっぽどしっかりしてて、私はどこかでワンフレーズとばしたのか走りすぎたのか尺が合いませんでした……。心の余裕があるときにビデオでチェックしようと思います。
(先ほど見ようとしましたが自分の顔のまんまるさに嫌気がさしてxactiを閉じました)
ご協力くださった方々に感謝します!!
[1] http://www.makibi.jp/