投稿者「yukioi」のアーカイブ

きれいなお姉さんは好きですかはいはいそうですか

女子は飲食関係のバイトをすると、お姉ちゃんきれいだねと言われます。
別に嬉しくもなんともない。
ご機嫌良く飲み食いしていただけて光栄です。それだけ。
 
 
つーか、いい加減やめません?
気ぃつかって言ってくれてるんならおもっくそ逆ベクトルですから。
減量中のボクサーに向かって食い物の話をするとか、原稿用紙16ページまっさらの漫画家に向かって締め切りの話をするとか、保険外交員をやってる母親に算数の棒グラフの宿題を手伝ってもらおうとするとか、そういったことだと思うんですよ、女子に向かって見た目あーだこーだ言うのは。
 
 
以上、私の中の「女性部」が筵旗を掲げて訴えております。
ほら、そろそろ交渉シーズンなんでね。
 
 
きれいなお姉さん、と言えば。
先日、結構な長さまで伸ばしていた腋毛を処理しました。
なんだかとても喪失感。
いっぺん伸ばせるとこまで伸ばして黒木なんちゃらみたいにしてみたいです。
小さい頃、あの腋毛のお姉さんが好きでした。
どんな子供じゃ。

落選展ですって!!

第53回角川俳句賞に応募された皆様。
残念にも受賞ならなかった50句作品をお寄せください。
第28号(10月28日リリース)誌上で公開。
読者諸氏のご意見・ご感想を受け付けるかたちとさせていただきます。

週刊俳句 落選展のお知らせ

そうそう。こういった企画に参加したくて角川俳句賞に応募したと言っても過言ではない。

※最近負け惜しみが上達した石原さん。
口癖は「負けた気がしねえ」。

 

お憑かれっす

昨日から浅田次郎の「憑神」を読んでいるのですが、主人公の彦四郎の台詞が内藤剛志の声で再生されてしまいます。
映画では妻夫木君がやっているので、妻夫木君の声で想像しようとするのです。
でも何度試みても頭の中で語るのは内藤剛志。
侍=内藤剛志っていうイメージが植え付けられてんのかなぁ。

内藤剛志が侍の役で出てる時代劇ってあったっけ?

 
さてさて。
今日はスギアキオさん&加藤昌美ちゃんのコトバラジオの収録にお邪魔してきました。
延々俳句の話をしました。
まだまだしゃべりたりません。(笑)
本気でポッドキャスティングがやりたい。
(↑誰も聞いてくれん気がするけど。。。)
 

コトバラジオ、来週木曜日放送です。
聞いてね。
 

ウロ高インタビュー

第15回大朗読に突然現れた朗読ユニット「ウロボロス高校第三演劇部」。
いったい彼らは何者なのか!?
副部長の石原さんにお話をうかがってみました。

■ウロボロス高校ってどこにあるんですか?
幌洲市虚幌洲町69番地(ほろすしうろぼろすちょう69ばんち)です。

■第三演劇部ということは、第一や第二があるんですか?
我が校には日本語演劇部とギリシャ語演劇部があります。
どちらもつまんなかったので三つ目を作りました。
第三演劇部の良いところは台本を持ったまま舞台に出ても咎められないところです。

■メンバーは何人いるんですか?
今のところ部長の保田とわたし(副部長石原)の二名です。

■台本は石原さんが書いてるんですか?
二人で交換日記みたいにして書いてます。

■お二人のご関係は?
部長と副部長です。

■何年生ですか?
それは難しい質問です。

■五七五のリズムにこだわりがおありのようですね。
稽古に俳句部の部室を使っているからです。

■状況劇場みたいって言われてましたね。
みたい、とまでゎ言われてないですよぅ。まだまだです。えへ♪

■今後の活動のご予定は?
川原とか神社とかでテントでやりたいです。
テントかっこいいなーテント!! テントほしい! 部長、テント買って!!

第15回大朗読

出ます。
「ウロボロス高校第三演劇部」というユニットで。
第15回大朗読
無礼講パラダイス
〜肉食の煉獄で劣情の炎を燃やせ!〜
2007年9月22日(土)
17:00〜19:00
@未完成(岡山駅西口)
飲み物付1000円
飛び入り可

(9月24日追記)
メモ
・「だい」?「大」?「題」?「DIE」? バスケットボール
・29分読みます。
・血で痔に聞こえる。
・プール/トイレ アルデスカ
・よう魚ちゃん
・(緊張のため記憶喪失)
・オリジナルな偽物

同人誌は同人誌でも

自分と同世代の人が、マンガでもアニメでもゲームでもなく、敢えて詩をやっているということ。
その凄みったら半端ない。
正直、怖い。

ってゆうか安川奈緒さんは本腰入れて笑わしにかかってませんか!?

第7回詩のボクシング岡山大会

2007年9月8日土曜日。詩のボクシング岡山大会に出場しました。
結果は船津さんに敗れて一回戦敗退。
一回戦で敗れてしまうと他の方のパフォーマンスを優しい気持ちで楽しめるので良いです。
というのは当然ながら負け惜しみです。

ジャッジの一人、O山大学の木村先生がご自身のブログで私のことに触れてくださってます。

この「シャドウ婆ちゃん」に惜しくも敗れた石原ユキオ氏(女性)は、実は参加メンバー中でも圧倒的な実力を感じさせた人だが、「糖尿病の祖母の尿は、パイナップルジュース」で、それを家族が飲んだり、JAを通じて市内(全国?)販売というような、あまりにディープな世界像を提示したために、圧倒された審査員たちは理解しやすい「人情」の方を評価したようだ。(残念)
パイナップルジュースが好きな方は、憤りを覚えておられるかもしれないが…。

ありがとうございます!
ちなみに祖母石原みよしのパイナップルジュースから作ったパイナップル糖は「ぜーえーさいだいじ」というところが販売しております。実在のJAさんとは何の関係もございません。

 

メモ的なもの

・あるいは、この世界を簡単にわかってはいけないということ。
 

・人々はしゃべっている。まるでしゃべらされているみたいに。
 

・大事なのは、注文を断らないことだった。そしてそれをちゃんと納入することだった。
 

福間健二「詩は生きている」より
 
 
 
福間健二監督はときどきびっくりするぐらい普通におっちゃんだった。
「詩は生きている」を読んで、詩人の福間健二先生も女子学生に対する時はびっくりするぐらい普通におっちゃんだと思った。
 
そんな感想しかでてこない私は福間氏にとって普通に若い娘っ子なんだろうなぁ。

これは愛かな。

空蝉レポート

週刊俳句 [1]8月26日号に掲載されている津田このみ氏の作品、「空蝉」 [2]について感想を書きました。当初は「週俳8月の俳句を読む」というコーナーの為に用意していたのですが、長くなりすぎたのでこっちに掲載。

 
地球暦平成19年7月某日(土)
 この惑星の住人は夏と呼ばれる季節になると活発に発情する。花火大会の調査中、ギャルオという種族に属する一匹のオスがわたしに求愛行動を示した。身長178ネリリ。体重54キルル。心拍数123。「どこから来たの?」という問いに対し、咄嗟にギャル男の脳内にあった地名をスキャンし、答える。「ナガノケンマツモトシから来ました」移動式の店舗でギャルオの購入した氷菓を摂取する。
 ギャルオと後日改めて会う約束を取りつける。通信端末のアドレスが古いと言われる。予想外だ。備品部に注意を促したい。
 
 
地球暦平成19年7月某日(水)
 ギャルオの操縦する平面的な車両に乗り、ギャルオの住居へ行く。
 この惑星の蝉は木の幹や枝、建物の外壁、鉄条網などに抜け殻を残す。この惑星の小学生は蝉の抜け殻を収集する。ギャルオの住居に来たオイッコという小学生に凡そ0.8ピロキルルの抜け殻を譲与された。オイッコはギャルオにシュクダイを手伝わせに来たようだ。シュクダイとは小学生による調査報告書の通称である。
 
 
地球暦平成19年8月某日(日)
 この惑星の宿泊施設は楽しい。
 ギャルオの身体には紫外線の影響による皮膚の剥落が見られる。資料に基づき、ギャルオの背面に擦過傷を残す。「痛えよ」と言われる。嬉しそうに言われる。
 ギャルオの操縦する車両で娯楽施設へ移動し、大型のカメラで写真撮影する。撮影した写真はステッカーになる。ギャルオは自分の端末機にステッカーを貼り、私にも同様の行動をするように言った。
 
 
地球暦平成19年8月某日(金)
 この惑星の夏と呼ばれる季節が終わろうとしている。ギャルオと端末機を用いて長く会話する。わたしのようなメスをこの惑星では「フシギチャン」と言うらしい。下等生物に不思議と言われても不思議はない。
 地球時間午後九時、ギャルという種族に属する一匹のメスが訪ねてくる。頭部を殴打される。この惑星のギャルは好戦的だ。
 
 
地球暦平成19年9月某日(土)
 ギャルに殴打されたときの傷が治癒しないため、ギャルオとのデートを断る。ギャルの手に付着していた発光性粉末及び香料が合成皮膚の治癒を妨げているらしい。薬局で同様の粉末塗料を購入する。帰還後詳しく分析の事。
 
 
地球暦平成19年9月某日(水)
 ギャルオは「コスモスが咲いている」と言って河川敷に車両を停めた。コスモスはこの惑星の河川敷に多く見られる植物だ。
「コスモスのハナコトバは少女の純真なんだよ」ギャルオが言う。ハナコトバについては詳細不明。
「わたし本当は宇宙人なんです」と言ってみる。また「フシギチャン」と呼ばれる。この惑星の秋と呼ばれる季節、住人たちは皆感傷的になると資料に。「ずっと一緒にいようよ」と言われる。資料に基づき「うん。ずっと一緒だよ」と答え、互いの右手小指を絡めた。
 
 
地球暦平成19年9月某日(木)
 本部より、調査を終了せよとの指示。
 合成皮膚を粉砕処分。接触した住人たちの脳から記憶を消去。
 地球時間午後八時、出発予定。

[1] http://weekly-haiku.blogspot.com/
[2] http://weekly-haiku.blogspot.com/2007/08/blog-post_2112.html