戦友と書いてせふれと読んでくれ

こんばんは。
やっぱり不具合は修正できてなかったかもしれない石原です。
この季節不調をきたすのは仕様らしい。
 
資生堂TSUBAKIはねるねるねるねのにおいがするので、ねればねるほど色が変わって髪の毛がちゃーらっちゃらーです。
電飾光背が回るよ。
 
いままでだってここからさきだって、なんでもないし、なにもない。
 
どの扉が昭和につながっていて、
どの引出しが22世紀につながっていて、
どの押入れが麻畑につながっているんだろう。
 
サンタさん、ポケットなんて要りません。

わたしの罪

明らかな過失によって生じた不具合を修正する為に、サポートデスクに迷惑をかけてみた形です。
 
そして、一年間の不勉強を責めるが如く届くぶあっつい現代詩年鑑2009。
(って自分で注文したんじゃろ)
 
何度も言っていることなのではばからずに言いますが、
他人の詩を読むのがキツいから俳句に乗り換えました。
俳句なら、一冊読み切るのが苦しかったら何句か目に入ったの読んどけばいい。
詩集は、一編すら読めなんだりする。
そんなんでも好きな詩人は何人か(片手ぐらい)おるん。
それが困るん。
 
とりあえず真っ先に開くのは短詩がらみのところで、
黒衣のエンジェル黒瀬珂瀾と白衣のデビル高柳克弘。
のだめカンタービレみたいに、頭の中に白い薔薇と黒い羽根が散ってます。
ここでのエンジェルとかデビルとかは私にとっての文章の読みやすさだけで言ってるのでそれ以上の意図はありません。
それ以上の意図があるとすれば、妄想上でのお衣装の感じとか役回りというか受けと攻(ry
 
あーもう。最悪だな私は。
本当はそんなにヲタクでも腐女子でもないんですよ。
 
いまむしょうに旅に出たくて。
たとえば、胸毛萌ゆるイタリア。

まだびょうきじゃない

こんど、健康診断に行きます。
おとなになってから初めての、本格的な健康診断。
 
マンモグラフィー体験してくるよ!
(小さすぎる胸を如何にして挟むか、プロの技が楽しみだ!)
検便セットはすでに家に届いてるよ!
 
病気だったらどうしよう、というのは、心配よりもちょっとした期待。
といっても、住宅顕信みたいに夭折したがってるわけじゃないです。
(こないだの俳句大会の横田賢一さんの講演おもしろかった。一番近い時代で一番モテた俳人って顕信なんじゃないの??)
 
死んだからって作品のクオリティが上がるわけではない。
 
大事なのはタイミングよ。

武勇伝武勇伝!

遊行賞の受賞作品朗読、
藤原龍一郎さんの作品で一カ所、
渡辺隆夫さんの作品で一カ所、
 
漢字を読み間違えるという大失態を演じました。
 
まさにアイム総理★
 
で、済まされる問題ではありません。
 
深くお詫び申し上げます。 m(. .)m
 
 
いま岡山に帰ってきたばかりです。
大阪楽しかったなぁ。
花森さん、関係者の皆さん、
ありがとうございました。
 
 
 
文中に一カ所重大な間違いを発見したので訂正しました。
もうなんか脳みそ半分くらい死んでるんじゃないでしょうか……。
 

第2回遊行賞授与式に遊びに行くので。

第2回遊行賞授与式
 
11月22日(土)13時〜17時
@たかつガーデン(大阪市営地下鉄谷町九丁目下車) 
 
【受賞者】
 短歌部門 藤原 龍一郎氏
 俳句部門 五十嵐 秀彦氏
 川柳部門 渡辺 隆夫氏
 
・吉本直紀氏監督作品「吸血」上映
・受賞作品朗読(石原ユキオ)
・ランダム・トーク・セッション「短詩形文学の明日を探る」
 
会費3千円 懇親会6千円
 
気になる方は石原携帯電話もしくはコメント欄へ。

草迷宮 Le Labyrinth D’Herbes

NPO法人アートファーム主催の「草迷宮」を観に行ってきました。
面白かったです。
面白すぎてうまく言葉にならんので箇条書きです。
 
 

「わけがわからない」と「面白い」が両立してる。最初観客置いてけぼりで大暴走すると見せかけて、いつの間にか観てる側が作品の流れの中に放り込まれてる。
帝国のマーチで大騒ぎするところで、「かもめ」とか「マサイ」とか芸が細かい。
心中の二人を「木」が振り払う。
よくあれだけ舌を噛みそうな七五調の台詞を早口で。
ってか、生演奏ですか!
結界や紐をパントマイムで表すところとか歌とか、ものすごい技術が必要なことをきっちりやってる。
段差に躓いたのに台詞飛ばさずに持ち直したあやめ(荻田真子さん)に役者根性を見た。
火売りの少女、衣装も含めて萌え。(燃え?)
約二ヶ月という短期間で恐ろしいまでの完成度。角ひろみさんが般若の様な形相で演出してる様子を想像してしまった。
アフタートークは、大森さんの質問が漠然としすぎてて、もっと具体的な訊き方の方が掘り下げられて面白かったんじゃないかと思います。(何様)

 
 
実は、この芝居、役者で参加しませんかっていうお誘いもいただいてたんですが……、
やっぱりね、実際に完成した舞台を見て、私に演劇は無理だって悟ったよ。
 
腹が決まったって感じです。

世間っていう鍋で煮えくり返ってるはらわたそれがあたしなんだよ

イライラするので短歌っぽくイラついてみました。
 
短歌好きっていう若い子は大抵、穂村弘か枡野浩一が好きだけど、(私も大好きだけど)荻原裕幸もものすごく良いってことを声を大にして言いたい。
妹とか彼女とか奥さんとかが登場する歌が特にいい。
若いときのはソフトに鬼畜っぽいし、最近の尻に敷かれ感の出てるやつもたまらん。
鬼畜時代があってこそ愛妻家っぷりに萌えるというか、嫉妬に悶えずにはいられないというか。
敢えて荻原さんと作中人物(語り手)を混同して読んでます。
萌えたいので、敢えて……!!!
 
あ、ちょっとイライラが落ち着いてきました。
風呂入って、依頼されてから年単位で描いてなかった友人の似顔絵でも描いて寝るか。

EGO-WRAPPIN’かかると思わなかった。

DJ医者ことMAYAYUKIさんのパーティに行ってきました。
MASAYUKIさんがめっちゃ社交的な人であることを初めて知りました。
VJ(ヴィジュアル・ジョッキー)をちょっとやらせてもらった……けどVJって意外と音楽的センスがないと無理ね!!
かっちり音ハメして映像変えていくのができない。
ぽんぽんスクラッチしてたらそっちが一生懸命で次の映像が選べない。
 
ここ数日間、motion dive入れるつもりで高いほうのmac買おうかと考えてたんですが、やっぱり私にmotion diveは必要ないな! あは!
 
ところでFlashの作り方はなんとなくわかりました。
リズム感に加えて数学的センスがあったら上手に作れるんだろうなと思いました。

秋っぽいかんじで

桜子さんの妹のnちゃんと、nちゃんがお世話になってる吉田真先生と、悠詩にいさんと私のだいたい5人くらいで倉敷アートバザールに出店しました〜。
人数が合わないのは「吉田真」先生が2人ユニット(ときどき3人?)だからです。
 
アートバザールは芸文館前の広場。芸文館の中ではまた別のイベントをいろいろやってたりして、英語俳句を作るワークショップがあったので参加してみました。
手順としては、まず日本語で俳句を作り、それを英語に訳します。
私は完成品の日本語俳句を持って行って、英語俳句の先生と一緒に英語に直したのですが、
日本語の段階で「と」をつかうか切れ字の「や」を使うかで一触即発でした。
 
英語にするんなら元の句いじらんでもええじゃろ?!
っていうかそんなん訳し分けれんじゃろ?!
 
(と思ったら後で英語と日本語を並べて書いて展示したので、日本語部分の添削も無意味ではなかったと判明。結局直さなかったけどな!)
 
英語俳句は「5音節/7音節/5音節」で三行分かち書きするのが普通みたいです。
日本語の5・7・5音になっている俳句を英語の5・7・5音に翻訳しようとすると、日本語で省略している部分を補ってみもふたもないことを言う感じになってしまう……。
音数は必ずしも合わせなくていいのだと先生もおっしゃっていました。
まあ、ある言語から別の言語に訳すんだから、音数を合わせたら意味が合わなくなるし、意味に合わせたら音数が合わなくなるのが普通だよね。
英語俳句の楽しみは日本語と英語の意味と音数を究極まで合わせることなのかも。
逆に同じ発想から生まれた日英二句の趣の違いを楽しむんだろうか。
自由律俳句を自由律らしく訳したいのにどうしても5音節7音節5音節にきっちりおさまってしまう! みたいな葛藤もあったりして。
 
ちなみに、できた俳句は画家さんのイラスト入りで展示してもらいました。
そして参加賞にコシヒカリ一食分をいただきました。
 
あ。
念のため言っときますが、ほんと悪意はないんですよ!!
ちょっと違う傾向の作句法に触れて勉強しようと思っただけで!!(←普段の言動からいくと信憑性0だな……。)

「花と姫君と悪魔のヴィヴィアン」

私の敬愛して止まない友人、月崗ヤスコ女史の受賞後第一作、「花と姫君と悪魔のヴィヴィアン」がLaLaDX11月号(白泉社)に掲載されています。

森の奥に棲む悪魔ヴィヴィアンは、その長い髪に魔力の全てを宿しています。
ある日、南の城の第三王女がヴィヴィアンの森にやってきます。
王女様はなんと、悪魔のヴィヴィアンの「お友達になりに行くの」と言うのです……。
 
髪に魔力を宿しているというアイデアは「サムソンとデリラ」、少女が自分の持ち物を分け与えていく様子はグリム童話「星の金貨」を思わせます。
途中で登場する悪いお妃様の造形も極めて童話的。
しかしながら、古い物語の単純な翻案ではなく、聖書のエピソードや童話の要素でストーリーの大枠を構築しながらも、現代的な閉塞感・孤立感・居場所のなさが描かれているように思います。(ヴィヴィアン、ひきこもり気味だしw)
 
デビュー作も、デビュー前に描かれていたものもそうですが、衣装がとにかく可愛い。
小さな女の子が本当に愛らしい。(次は小憎らしい腹黒少女キャラも是非!)
あと、細かいところで気に入ったところをあげるならば、「禁断の崖に咲く花」がとても地味な単色のパンジーみたいな姿に描かれているところがとてもよかったです。
これが薔薇や百合みたいな派手な花では陳腐だと思う。
崖に咲く花って温室に咲く花とは違うもの。
 
月崗先生、これからも応援してます★