第17回大朗読でした

納得する前に、食え。
 
ということなのでした。
 
今回、プログラムが妙に凝っていて、秋山基夫先生の写真のところに「白髪のオールバックの男性」が集められている。「さて、秋山基夫本人はこのうちどれでしょう?」だって。
非常に難しいです。スターリン・ピアソラ・ハイデガー・秋山基夫だと思うんですが、目元が目隠し棒で隠されているのでひょっとしたら違うかもしれません。ハンニバルレクター・漆原教授・カーネルサンダース・安西光義かもしれません。そんな秋山さんは「ウェハースのような詩を」とおっしゃりながら「怪画」を朗読。えーと。ウェハースって軽いって意味じゃなくて口中の水分が奪われていく危機的状況のことですか……?
 
郡宏暢さんは「しょっぱい語りをやります」ということで、浪曲風の朗読。渋く唸っておいて「俺たちにはJ-POPが足りない」と言い出すので会場から笑いが。「ホモの葬儀屋」って、なんだかリアリティ溢れるお話が出てきたんですが、どうなんでしょうか。薔薇の花輪って。
 
飛び入り朗読のコーナー、OLD FLAG(ホムラさんとAIRさん)の「カズオ」が面白かった。ホムラさんのキモい男子の描写が好きです。がっつり機材持ち込みで音響朗読。熱いぜ。
小山伸二さんが読まれた詩、ちょっとタイトルが思い出せないのですが、「ここではないどこかへ連れ出して」っていうの、あれ、是非ブログにアップしてください。読みたい。女言葉イイっすね。
斉藤恵子さんの詩、「国道の真ん中で」でしたでしょうか。すいません、またタイトル覚えてないんですが、見られそうなところで着替えるというのが、私の夢によく出てくるシチュエーションで、そわそわした感じを思い出しながら聞きました。(見られそうな場所で着替えする夢とかニーハオトイレの夢をよく見るのって私だけだったらどうしよう。よくありますよね?)

ウロボロス高校第三演劇部は保田悠詩「宙吊りの理」と石原ユキオ「粗野、小火。」を朗読。(俳句作品、各二十句。)東井浩太郎さんには「難しかった」と言われてしまいました。あは。

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